2021年02月23日
羅名さんがYouTubeでトマトスパゲッティの作り方を紹介
前回、東京葛飾京成本線堀切菖蒲園駅の焼肉牛将のマスターで下町のベンガル人橋本 羅名(ラナ)さんが日本の国民食であるカレーライスの作り方をバングラデシュの国民向けに紹介しました。
第二弾として、トマトスパゲッティの作り方を紹介しています。
バングラデシュの国民向けのためにベンガル語での紹介ですが、内容は分かりやすいものになっています。
私は20年以上前からバングラデシュに行っているのですが、日本で麺と言われるような麺をバングラデシュで見たことがありません。
中華料理店もたくさんあるのですが、ほとんどはビーフンです。もちろん、日本のラーメンなど見たことがありません。最近はタイで売られている辛いインスタントラーメンを見かけるようになりました。
何年か前に料理人である息子とバングラデシュに行ったとき、ホームスティ先の貧しい子供たちのための学校アロアシャ学園の食堂で二男がイタリアンパスタを作ってくれました。
パスタとオリーブオイルと包丁は息子が日本から持って行きました。たくさんの学校関係者に振舞いましたが、本格的なイタリアンパスタに驚きました。
パスタとオリーブオイルと包丁は息子が日本から持って行きました。たくさんの学校関係者に振舞いましたが、本格的なイタリアンパスタに驚きました。
羅名さんの作り方の特徴はトマトの他にキャベツを使うこと。そして、パスタを茹でるときに湯の中に塩とオリーブオイルを入れること。さらに、最後にエクストラバージンオリーブオイルをかけて、オリーブオイルの風味を付けることです。
私はイタリアンシェフに習って本格的なイタリアンパスタを作りますが、基本はほとんど同じです。ニンニクとオリーブオイルの使い方次第で美味しさが変わります。羅名さんの豪快なニンニクの使い方には圧倒されました。
是非、YouTubeをご覧ください。一番最初の写真と下のURLをクリックすると見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=aD6LCrDTix4
是非、YouTubeをご覧ください。一番最初の写真と下のURLをクリックすると見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=aD6LCrDTix4
2021年02月14日
ジャパン・フレンドシップ・アカデミーは休校中
一昨日の金曜日(12日)の夜、久しぶりにバングラデシュ・カシナプールのジャパン・フレンドシップ・アカデミーのオーナーであるラーマンさんにFacebookのメッセンジャーで電話をかけてみました。この日は、応答がなく、翌朝、ラーマンさんから電話がかかってきました。
相変わらず、ラーマンさんと家族はみんな元気のようでした。カシナプールのコロナの発生は、ほとんどなく、平和な毎日であるとのことでした。しかし、ジャパン・フレンドシップ・アカデミーは休校中のようでした。
4月には再会できるだろうと言っていましたが、コロナの影響でしょうか。
私は、以前から、ジャパン・フレンドシップ・アカデミーのインターネットの回線スピードが気になっていました。
2年前、ラッシャヒに行ったときは、モンジュールさんのアパートがWi-Fi環境になり、20年ぐらい前の日本のネット環境に近くなっていました。
カシナプールがそれに近ければ、日本からジャパン・フレンドシップ・アカデミーをつないで、何か授業ができないかと考えていました。ラーマンさんにしてみれば、日本語教育が喉から手が出るほどしたいことは分かっていますが、こちら側の環境が整っていません。
日本語を外国人に教えるのは、大変難しく、学校の先生ならできるというものではありません。日本語を教えるための専門の教育が必要です。
最初は、zoomを使い、回線状態が良ければ、授業で使えそうな別のツールを使って、しばらく、テストをしながら、何ができるか考えてみたいと思います。
2021年02月11日
羅名さんがYouTubeでカレーライスの作り方を紹介
東京葛飾京成本線堀切菖蒲園駅の焼肉牛将のマスターで下町のベンガル人橋本 羅名(ラナ)さんが日本の国民食であるカレーライスの作り方をバングラデシュの国民向けに紹介しています。
スーパーマーケットで材料となる鶏肉やタマネギ、ジャガイモ、ニンジンについて、商品のパッケージから、一つ一つ説明しています。また、刺身やワサビの紹介もあります。
そして、国民食としての不動の地位を築いたカレールーについても、多彩な種類があることを紹介しています。
買い物から帰ると、早速、牛将の厨房で調理を行います。ここでも、材料と調理方法について説明しています。カレールーの正体は固形のカレーペーストであり、作る量に応じて、ルーを小分けにできるように容器の形状が形作られていることを紹介しています。
普通に食べているカレーライスですが、手際よく、大きな鍋で鶏肉から炒めて油を出して野菜も一緒に炒めてから煮て、カレールーを入れると出来上がります。さすがに料理のプロに手にかかると美味しく見えます。
羅名さんはシンプルでヘルシーで美味しいと日本のカレーライスを褒めてくれています。
ぜひご覧ください。ベンガル語での紹介ですが、日本人ならば十分にわかる内容です。
上の写真か下のURLをクリックすると紹介ビデオにリンクします。
https://www.youtube.com/watch?v=C14uIB7yiGQ&feature=share&fbclid=IwAR24BiaoAbQWMTverJF5_zg-Z77CKKk9LcG5h6T7-I-iycZrGJhJTBzOsQA
2021年01月29日
ダッカモスリン再生でマスコミ露出中!
ダッカモスリンがラッシャヒ大学教授であるモンジュールさんの研究により再生できたことで、連日、バングラデシュのマスコミがモンジュールさんを取材し、テレビや新聞で大々的に放映されています。
バングラデシュ初のイチゴ栽培の時もマスコミに引っ張りだこでした。その後、地下水に含まれているヒ素の除去や様々な研究で、度々、マスコミに取り上げられました。
今回は、その技術が失われた世界最高品質の綿織物であるダッカモスリンが再生されたということで、モンジュールさんの露出ぶりは今まで以上のものとなっています。
再生されたダッカモスリンの技術がバングラデシュのアパレル産業への貢献、ひいてはバングラデシュ国家の発展に寄与することを期待するばかりです。
以下、放映されたテレビのリンクを張っておきます。
RtvNews DhakaiMoslin BengaliCulture
Ekattor TV Muslin came back
2021年01月23日
タンドリーチキンライスを作りました。
私の友人で、東京葛飾京成本線堀切菖蒲園駅前の焼肉牛将のマスター橋本羅名さん御自慢のタンドリーチキンとバングラデシュの香り米でタンドリーチキンライスなるものを作ってみました。
油で玉ねぎを炒め、あめ色になり、香りも出たところで、羅名さんから送ってもらったタンドリーチキンを炒めます。
研いだ香り米にタンドリーチキンのソース、カレー粉、ショウガとニンニクのすりおろし、冷凍しておいた大葉、塩を入れます。
さらに米に対する水の量を加えて、塩加減を調整します。タンドリーチキンにも塩分があるので、控えめにします。
そこに、炒めたタマネギとタンドリーチキンを載せて炊き上げます。
炊いている最中に香り米の独特な香りが炊飯器から放たれると期待が一気に膨らみます。
上手く炊きあがりました。全体をかき混ぜて、一時、蒸らすと完成です。
仕上がりは限りなく、世界三大炊き込みご飯のビリヤニ(ビリアニ)です。味と香りは、本場バングラデシュそのものです。バングラデシュは、元々、インドの一部だったので、料理はインドと全く変わりがありません。
とにかく、美味しいのです。日本では到底味わえない味と香りです。妻も美味しくて食べ過ぎると言いながら、お替わりしていました。
上の写真でわかるように左がバングラデシュの香り米、右が日本のひとめぼれです。バングラデシュの米は全体的に小粒です。日本のコメはぷっくりと膨らんでいます。
以前、香り米を試験的に日本で栽培したことがあります。発芽した後の苗はコシが弱く、とても田植え機では植えることできなかったので手で植えました。秋に収穫して驚いたのですが、日本の米と見分けがつかない程、粒が膨らみました。
日本の「じゃこうまい」に似ています。写真はありませんが、「じゃこうまい」はモミから伸びるノゲ呼ばれる髭みたいなものが赤く変色するので、田んぼでは目立つ品種ですが、バングラデシュの香り米もノゲが変色します。
日本で作った香り米をバングラデシュに里帰りさせ、私がよく行く、国立ラッシャヒ大学に持ち込んだところ、並み居る植物学の先生たちから驚愕の目で見られました。
東南アジアや南アジアの米はパサパサの長粒種が多いのです。ですが、タイには宮廷料理で出すもち米があります。バングラデシュにも、おにぎりを作れるぐらいのグルテンを含む粘りのあるコメもあります。
単純に品種的に短粒種、長粒種だけではなく、栽培環境によっても変化することがわかりました。ジャポニカ的な遺伝子が香り米にも残ってるのではないかというのが大学の教授たちの見解でした。私の持ち帰った日本育ちの香り米は遺伝子解析されることになりましたが、その結果は10年以上たっても、教えていただいていません。
ビリヤニは粘りの無い長粒種が一番合います。特に香り米は最高ですが、なかなか、手に入りません。最近は、バングラデシュの香り米が東京で手に入るそうです。
羅名さんのタンドリーチキンがたくさんの残っているので、日本の米でタンドリーチキンライスを作ってみようと思います。
油で玉ねぎを炒め、あめ色になり、香りも出たところで、羅名さんから送ってもらったタンドリーチキンを炒めます。
研いだ香り米にタンドリーチキンのソース、カレー粉、ショウガとニンニクのすりおろし、冷凍しておいた大葉、塩を入れます。
さらに米に対する水の量を加えて、塩加減を調整します。タンドリーチキンにも塩分があるので、控えめにします。
そこに、炒めたタマネギとタンドリーチキンを載せて炊き上げます。
炊いている最中に香り米の独特な香りが炊飯器から放たれると期待が一気に膨らみます。
上手く炊きあがりました。全体をかき混ぜて、一時、蒸らすと完成です。
仕上がりは限りなく、世界三大炊き込みご飯のビリヤニ(ビリアニ)です。味と香りは、本場バングラデシュそのものです。バングラデシュは、元々、インドの一部だったので、料理はインドと全く変わりがありません。
とにかく、美味しいのです。日本では到底味わえない味と香りです。妻も美味しくて食べ過ぎると言いながら、お替わりしていました。
上の写真でわかるように左がバングラデシュの香り米、右が日本のひとめぼれです。バングラデシュの米は全体的に小粒です。日本のコメはぷっくりと膨らんでいます。
以前、香り米を試験的に日本で栽培したことがあります。発芽した後の苗はコシが弱く、とても田植え機では植えることできなかったので手で植えました。秋に収穫して驚いたのですが、日本の米と見分けがつかない程、粒が膨らみました。
日本の「じゃこうまい」に似ています。写真はありませんが、「じゃこうまい」はモミから伸びるノゲ呼ばれる髭みたいなものが赤く変色するので、田んぼでは目立つ品種ですが、バングラデシュの香り米もノゲが変色します。
日本で作った香り米をバングラデシュに里帰りさせ、私がよく行く、国立ラッシャヒ大学に持ち込んだところ、並み居る植物学の先生たちから驚愕の目で見られました。
東南アジアや南アジアの米はパサパサの長粒種が多いのです。ですが、タイには宮廷料理で出すもち米があります。バングラデシュにも、おにぎりを作れるぐらいのグルテンを含む粘りのあるコメもあります。
単純に品種的に短粒種、長粒種だけではなく、栽培環境によっても変化することがわかりました。ジャポニカ的な遺伝子が香り米にも残ってるのではないかというのが大学の教授たちの見解でした。私の持ち帰った日本育ちの香り米は遺伝子解析されることになりましたが、その結果は10年以上たっても、教えていただいていません。
ビリヤニは粘りの無い長粒種が一番合います。特に香り米は最高ですが、なかなか、手に入りません。最近は、バングラデシュの香り米が東京で手に入るそうです。
羅名さんのタンドリーチキンがたくさんの残っているので、日本の米でタンドリーチキンライスを作ってみようと思います。