総選挙の真っただ中、バングラへマンゴーのお菓子アンビータとボナニーさんの嘆き

2019年05月11日

ベンガル人の出稼ぎとインド人の出稼ぎ

東京葛飾区堀切に住む下町のベンガル人・橋本羅名(らな)さんの投稿を掲載します。

少し長くなります。

バングラには世界中の外国からの出かせぎ送金があります。1年間で135億3000万ドルにもなります。これはバングラ政府予算の収入のかなり大きな割合を占める金額です。1500万人が海外で働いてます。人口1億7000人ですから、かなりの大人数です。

しかしその代償は大きく、18000人以上が毎年事故や病気で故国に遺体となって帰ってきます。私は以前ダッカの空港で遺体が飛行機から降ろされるのを見たことがあります。なんともやりきれません。

一方、一部の人たちは、病院に行くにも、シンガポール、タイ、インドの大病院に飛行機で通います。


最近、バングラの新聞Daily Industry をみておどろきました。なんと在バングラのインド人(約100万人)のインドへの送金が1年で100億ドルもあるのです!以前からあったそうですが最近かなりふえました。

100万人もインド人がバングラに住んでいるにも驚きますが、その人数で100億ドルもバングラからインドに送金していることも驚きです。

新聞には、彼らインド人のバングラでの職業は、アパレルやIT産業であると書いてありますが、私が現地の知人から聞いたところでは、かなりのインド人がバングラ機関の中枢に入り込んでいるということです。警官や検事、教員など。

また違法労働で働いたインド人はインドに上記の送金(違法)をしています。ふつうのバングラ人は就職するにも大変なのに、多くのインド人がこのようにバングラで職を得ているのが、どうにも納得できません。

現ハジナ首相は親インド政権です。

私は昭和63年に日本に働きに来るました。学生で来日しましたが、アルバイトでかせいだお金はバングラにせっせと送金しました。私の家族(両親と9人兄弟、他に2人は独立戦争時死亡)は大変助かりました。

現在私は日本で家族にめぐまれ、働いています。日本は努力すれば成功する社会です。

それに比べ、バングラデシュは...
わがふるさとバングラデシュの現状を非常に心配します。


himajintaro at 05:43│Comments(0)貧困 | 政治

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
総選挙の真っただ中、バングラへマンゴーのお菓子アンビータとボナニーさんの嘆き