2006年06月
2006年06月30日
モンジュール邸の漁場
男たち7、8人が網を池に入れて、魚を囲いながら、網を縮めていった。乾季の朝は寒く、震えながら男たちは、漁を続けていた。
魚たちは、次々と水面から飛び跳ねて、網の外に逃げ出している。何度も漁をしているうちに、魚も捕まるという学習をしているように思えてならない。魚が逃げるたびに、だんだん、男たちの顔が不機嫌になっていく。
モンジュールさんの義父がイスに座って漁の様子を見ていたが、網が自分のところに迫ってきたので、一時退散(写真)。今日の水揚げはどうか、気になるという。あれだけ、大きな魚たちが逃げ出しのでは、望み薄のようだ。
捕まえた魚は、網元が買っていく。
2006年06月29日
2006年06月28日
スマトラ沖地震の被害
ここは、以前紹介したモンジュールさんの義父の所有地である、モンジュールさんの農場。農場の一角に池を掘り、魚を養殖している。こうして、時々、暇を見つけては釣りをしている。
釣りの道具がおもしろい。本来、餌釣りのため、ウキを使う竿でいいはずであるが、何故か、ルアーを使う竿とリールを使っている。糸が竿の先端に付いているのではなく、リールから出ているので、遠くに投げやすいが、ウキが合わせにくい。
実は、この池はスマトラ沖地震の被害を受けた。池の水が揺れてあふれ出し、魚が外に投げ出されたというのである。地面は全く揺れなかったが、水だけが大きく揺れたというのである。
バングラデシュ政府は、スマトラ沖地震の死者を3人と発表したが、その中に、ベンガル湾沿岸ではなく、内陸の池で沐浴をしていて波にさらわれ、溺れ死んだ人がいるというのである。
不思議な事もある。世界中の水はつながっている。
2006年06月27日
ニューグアバ
日本で、グアバのジュースが売られて飲んだことがあるが、味も素っ気もなく、何だこりゃ!と思ったことがある。バングラに行って本物のグアバを食べて納得した。マンゴーやパパイアと違って、全くおとなしい味である。リンゴのような食感で、フルーツというよりも、青いパパイアのような野菜的感覚であった。
見た目も、ごつごつとして、大きなラフランスである。甘さと香りのマンゴー、パパイア、酸っぱさのスターフルーツとは対照的な果物である。
このほか、ナツメ(英名・ジュジュビ)の写真とともに、これらの果物の接ぎ木繁殖の写真も送られてきた。
2006年06月26日
ニューマンゴー
今年は、食べに行くことができないので、来年は、マンゴーの美味しい時期に行きたい。
最近、真っ赤な宮崎マンゴーが高級品種として有名であるが、食べたことがない。そのかわり、今日、上京したのでアメ横で干しマンゴーを買ってきた。御徒町駅よりの小島屋で扱っているフィリピンマンゴーが一番高くて美味しい。1Kg1,900円であるが、これが香りも食感も一番いい。上京すると必ず小島屋に立ち寄るが、これよりも美味しいのが、香港空港で売っている干しマンゴーである。
最近は、ほとんど香港経由でバングラに行くので、必ず、空港の免税店の干しマンゴーを買って帰る。これもフィリピン産である。ただ、空港の外に出たことは一度もない。香港空港には何度も行ったことがあるが、香港の町並みは知らない。