2007年02月
2007年02月02日
2007年02月01日
乳しぼり
昔ながらの手しぼりで乳しぼりをしている。蹴飛ばされないように、後ろ足をひもで縛っている。
彼は、牧場で7年間働いていた経験があり、人工授精の技術が高いという。人工受精は、雌の発情期と排卵のタイミングの見極めが素人では難しく、熟練を要する。衛生面の配慮も必要であり、日本では有資格者でないと人工授精はできない。
日本では、酪農はオートメーション化が進み、搾乳機を乳首にかぶせて、パイプラインでタンクに一気に集めて、出荷する。しかし、設備に莫大な費用がかさみ、機械化貧乏で、経営が破綻した農家も多い。また、消費量が伸びないため、生産過多で、牛乳があまり、捨てなければならないという実態がある。
バングラデシュは、これから、消費が拡大する傾向にある。