2012年07月
2012年07月29日
モンジュールさんからメロンの写真が送られたきた。
モンジュールさんから、メロンの写真が送られてきた。
以前、モンジュールさんから相談を受けていた。バングラのメロンの95%が虫に入られてダメになるという。モンジュールさんの話から、その正体はウリミバエという虫であることは想像がついた。名前の由来どおり、瓜はもちろん、ゴーヤもマンゴーも何でも食べるというハエの仲間である。花が咲くと、その後、すぐに成虫が卵を産み付け、実が大きくなる前から中の果肉を食べるので売り物にならない。
沖縄は、アメリカから日本に返還されても、長らく、沖縄産の果物やゴーヤは本土に持ち込むことができなかった。その最大の理由が、ウリミバエであった。沖縄は、20年以上かかって、ウリミバエを不妊にして絶滅させた。世界でも有名なサクセスストーリーとなっている。
沖縄は、周りが海に囲まれているので、絶滅させることができたが、陸続きのバングラでは、そうはいかない。
ウリミバエの対処法をモンジュールさんに伝えた結果、見事にメロンが育った。育てる技術は、まだまだである。5%しか売り物にならなかったのが、95%が売り物になる。
バングラではイチゴで有名なモンジュールさんは、今度はメロンのモンジュールさんになることであろう。
2012年07月27日
今年も、蔵王キリスト教会から寄付をいただいた。
去る、6月10日、蔵王キリスト教会でフリーマーケットがおこなわれた。例年、秋におこなわれていたが、今年は、早めの開催となった。
いつものように、韓国チジミやモツ煮込み、花苗、部屋の中では衣類や食器などが販売されていた。昨年、絵を描き絵葉書にしている女性の代わりに、若い男性が売りに来ていた。今回のフリマには、友人Kとともにバングラに一緒に行ったマドンナも来てくれて、偶然にも、彼女が蔵王キリスト教会と同じプロテスタントであることがわかった。
この方が、蔵王キリスト教会の牧師・高内さん。いつも、何かと気を使っていただいている。異教徒の国の学校の生徒たちのために、協力してもらい恐縮している。
蔵王キリスト教会からいただいた寄付をアロアシャ学園で、どのように活用されているかを説明した。以前も書いたが、成績学年ベスト3の子供たちに奨学金として、贈られていることを報告した。
蔵王キリスト教会では東日本大震災の支援もおこなっている。本来は、震災支援に全額行くべき売り上げから、今年は、4万円もいただいた。
5,000km離れたアロアシャ学園の子供たちの将来のために、大切に使わせていただきたい。
2012年07月22日
3度目の渡航、山形県立東根工業高校
山形県立東根工業高校の太陽光発電技術移転のためのサステナタウン・プロジェクトチームが3度目の渡航を向かえる。
昨日始まったラマダンの期間中となる8月9日から15日の予定で、アロアシャ学園の太陽光発電パネルの増設や電動リキシャの充電設備の整備などをおこなう。
3回目の渡航で、一番過酷な時期かもしれない。暑くて湿度が高いが、マンゴーの最盛期で、どこに行っても、マンゴーを出されて、嫌になるほどマンゴーが食べられるという、何とも、羨ましい経験を高校生や先生たちがしてくることになるだろう。
また、ラマダンの慣習も体験でき、異文化のすばらしさを存分に堪能してくれるだろう。
太陽光発電技術移転の成功と渡航中の無事をアラーの神に祈ろう。
2012年07月21日
今日からラマダン、食料品は値上がり
今日から、イスラム教のラマダン(断食)が始まった。
「ラマダンが始まると、何でも値上がりします。」とモンジュールさんが言っていた。
今日のベンガル紙に食料品の1年前との現在の小売り価格が載っていた。
1年前 現在
ひよこ豆(kg) 70~82タカ → 90~100タカ
キュウリ(kg) 18~25タカ → 35~40タカ
ナス(kg) 30~40タカ → 40~50タカ
レンズ豆(kg) 90~95タカ → 112~115タカ
食用油(5リットル) 585~605タカ → 670~680タカ
青唐辛子(kg) 50~60タカ → 60~70タカ
卵(4個) 24~25タカ → 34~35タカ
ジャガイモ(kg) 13~14タカ → 24~25タカ
レモン(4個) 15~20タカ → 25~30タカ
※1タカ≒1円
バングラは、インフレで物価が高くなっているが、ラマダンになると一層高くなる。日本の年末年始に物価が上がるのと同じである。
寒い時期のラマダンは、何度も経験があるが、暑い時期のラマダンでは体力の消耗が激しく、厳しいと言われている。
モンジュールさんによると、ラマダンの期間は、甘い物を求める人が多く、干し果物が高く売れるので、乾燥マンゴーを作りたいと言っていたことがあった。今は、マンゴーの最盛期である。そのうち、乾燥マンゴーも作れるようになるであろう。
2012年07月16日
また、食べてしまった「牛将」の焼き肉
しばらく、忙しく残業が続き、土日も出勤することもあり、ブログの更新がおろそかになっていた。そのうち、どんどん情報が入ってきて、少しずつ書く必要がでてきた。
先日、東京・葛飾区堀切菖蒲園の焼き肉店「牛将」の経営者、下町のベンガル人・橋本羅名さんから焼き肉用の肉とタレとカクテキを送ってもらった。家族と身内9人で早速、焼き肉パーティとなった。
タンドリーチキンは、羅名さんの指示通り、野菜と一緒に炒めた。タンドリーの味がたっぷり付いているので、野菜炒めには、最高である。
羅名さんの肉は、もちろん、炭火焼き。カルビの、とろける美味さは堪えられない。
そして、牛タン。臭みが無く、みんなが食べられる。私は、牛も豚もヤギも羊も、臭みが好きだ。肉本来の味は、臭みにあると思っている。
最後は、ミノ。女房は、てっきり、ホルモンだと思っていた。女房は、ホルモンが大嫌いだ。ところが、ミノは大好きである。その、ギャップがわからない。「ミノだけに見逃してしまうところだった。」というダジャレに終わることなく、彼女は味の染み込んだミノに舌鼓を打っていた。
女房は、「最近、焼き肉を食べても、肉の味がしない。紙を食べているようだった。しかし、羅名さんの肉は違う。美味い。」と言った。長男も、「牛将」で焼き肉を食べたいと言っている。今年の夏は、みんなで「牛将」に行くか!
ついでに、私の孫の写真。歯が生えて、肉も食べられるようになり、やんちゃ盛りである。
久々に、美味しい夕食であった。羅名さん、ごちそうさまでした。
先日、東京・葛飾区堀切菖蒲園の焼き肉店「牛将」の経営者、下町のベンガル人・橋本羅名さんから焼き肉用の肉とタレとカクテキを送ってもらった。家族と身内9人で早速、焼き肉パーティとなった。
タンドリーチキンは、羅名さんの指示通り、野菜と一緒に炒めた。タンドリーの味がたっぷり付いているので、野菜炒めには、最高である。
羅名さんの肉は、もちろん、炭火焼き。カルビの、とろける美味さは堪えられない。
そして、牛タン。臭みが無く、みんなが食べられる。私は、牛も豚もヤギも羊も、臭みが好きだ。肉本来の味は、臭みにあると思っている。
最後は、ミノ。女房は、てっきり、ホルモンだと思っていた。女房は、ホルモンが大嫌いだ。ところが、ミノは大好きである。その、ギャップがわからない。「ミノだけに見逃してしまうところだった。」というダジャレに終わることなく、彼女は味の染み込んだミノに舌鼓を打っていた。
女房は、「最近、焼き肉を食べても、肉の味がしない。紙を食べているようだった。しかし、羅名さんの肉は違う。美味い。」と言った。長男も、「牛将」で焼き肉を食べたいと言っている。今年の夏は、みんなで「牛将」に行くか!
ついでに、私の孫の写真。歯が生えて、肉も食べられるようになり、やんちゃ盛りである。
久々に、美味しい夕食であった。羅名さん、ごちそうさまでした。