2013年04月

2013年04月30日

アロアシャ学園の子犬たち

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ダッカ空港駅から午後4時近くに出発した列車は、終点ラッシャヒに着いた時は、午後10時半を回っていた。
モンジュールさんたちが、ラッシャヒ駅に出迎えてくれて、アロアシャ学園に向かった。遅い夕食を済ませ、学園のゲストハウスで床についたのは、12時を過ぎていた。
翌朝、我々を歓迎してくれたのは、他でもない、写真の子犬たちだった。
バイテク研究所の職員の話によると、時々、アロアシャ学園に来ていたメス犬が子どもを生んだものの、すぐに学園前の国道で車に轢かれ、死んでしまったという。
かわいそうに思ったバイテク研究所の職員たちが、牛乳を買って、子犬たちに与えて、ここまで大きくしたという。
確かに、メス犬が時々、学園に来ていたことは、私もよく知っている。
子犬たちは、すべて、引き取り手が決まっていて、次回の渡航時には、会うことができない。
犬を大事にしない、まるで悪魔かのような扱いをするベンガル人が多い中で、心温まる話である。
これからの日記に度々、この子犬たちが登場する。


himajintaro at 20:24|PermalinkComments(0)アロアシャ学園 

2013年04月29日

バングラの政情不安

25日に帰国した下町のベンガル人・橋本羅名さんからメールが届いた。
「ラナです。現在バングラは、政治が非常に不安定で、状況はますます悪くなっています。ハルタル以上の混乱状態です。これがいつまで続くか分かりませんが、なにかありましたら、皆さんにご連絡致します。」
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バングラの英字紙には、連日のように反政府運動の記事が載っている。この前は、8階建ての工場が倒壊したし、まだ、関連記事がベンガル語の新聞にも載っている。ベンガル語はわからないが写真が毎日載っているので、関連記事であることは想像ができる。
政情不安は、バングラに進出しようとしている多くの外国人ビジネスマンにとっては、リスクが大きい。
毎月、バングラに通っている橋本羅名さんでさえ、母国の混乱ぶりに困惑しているようである。
6月6日は、アロアシャ学園の誕生日。今年で満20歳。ようやく、成人になり、記念式典をしようと言っていた矢先の政情不安である。今のバングラでは、記念式典は、どっかに飛んでいきそうな雰囲気である。


himajintaro at 20:10|PermalinkComments(0)政治 

2013年04月26日

いよいよ、空港駅からラッシャヒへ

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ダッカ空港駅からラッシャヒへ列車で向かう。
ダッカに迎えに来てくれたBulbulさん(写真右から2番目)の左に立つ背の高い彼も一緒にラッシャヒに向かった。
彼は、Bulbulさんが留学していたスウェーデンでの友達Jonathan Holmenさん。
バスでの移動を何度も経験したが、交通事故が多く、バスの運転手の暴走ぶりは年々激しさを増している。安全性では、列車に軍配が上がるが、車より遅いし、しまいには指定席に別人がチャッカリ乗っていて、絶対動こうとしないマナーの悪さも拡大している。
日本のJICAの支援を受けて、ダッカ市内で地下鉄建設の話もあるが、ベンガル人のマナーの悪さで本当に安全に地下鉄運行ができるのか、甚だ疑問に思う。
真っ暗な線路を平気に歩けば、すぐに列車に轢かれ、列車の屋根の上に登って無賃乗車をしようとすれば、6000Vで、即、感電死は免れないであろう。
毎日、地下鉄で何百人もの人々が死んでいくのだろうと思うのは、余計なお世話かもしれない。
我々は、今回は、特に難もなく、列車でラッシャヒに移動することができた。


himajintaro at 20:54|PermalinkComments(0)交通 

2013年04月25日

また、工場で災難発生。

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ダッカ郊外西部の8階建てビルが倒壊して、入居している縫製工場の多くの従業員が下敷きになり、死亡者が増えている。
安普請の建物が崩落した。
以前は、火事で多くの工場作業員が亡くなった。
安普請の建物が多いことは、下町のベンガル人橋本羅名さんから聞いいていた。
上の写真を見ればわかると思うが、バングラの建物は柱(ピア)と床(スラブ)にレンガの壁で、できている。安く建てるために、柱と床に入れる鉄筋量を減らす。当然、建物の強度が落ちる。
日本なら、壁に筋交いを入れる。または、壁にも鉄筋を入れる。しかし、バングラの建物に筋交いは見られない。大きな地震が起きれば、一発で崩落する。
また、8階建てなら、基礎は、相当強固なものであろうと、普通なら想像するが、多分、バングラの基礎は、ちょっと穴を掘った上に建物が載っいるのだろう。
悪友から、禁止されていたアロアシャ学園の工事写真を解禁したいと思う。
ブログでラッシャヒに到着したら、工事写真の特集を組むことにする。
今回の事故で、亡くなられた方のご冥福を祈る。


himajintaro at 21:38|PermalinkComments(0)貧困 

2013年04月24日

何となく電柱の写真

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電柱にベタベタ貼ったポスター。
ベンガル語は、勿論、読めない。電話番号らしき数字はわかる。
顔写真には、バングラ最大野党BNP党首カレダ・ジア婆ちゃんが写っている。彼女しかわからない。
次期政権を狙って、BNPがホッタル(ゼネスト)ばっかりして、ダッカ経済を麻痺させているとベンガル人の愚痴が最近聞こえてくる。
現政権のアワミリーグであろうが、BNP(Bangladesh Nationalist Party)であろうが、首相や官僚の汚職体質は変わらない。
ずーと、ダッカ滞在中の写真ばかりアップしてきた。そろそろ、このブログもラッシャヒに移動した方がいい。
午後の列車でラッシャヒに移動する。


himajintaro at 20:47|PermalinkComments(0)生活