2013年12月

2013年12月24日

今年は行かないバングラデシュ

今まで、紹介してきたように、バングラデシュの今の政治状況は不安定である。
バングラデシュに住むフィスブックの友人たちは、今年はいつバングラデシュに来るのですか?と聞いてくるが、自分たちの国の置かれている状況がわからないのか?と、首を傾げたくなる。
恐ろしい状況のバングラデシュには行けないと必然的に答えざるを得なくなる。
バングラ行きのお誘いも受けたが、まずは、総選挙が終わってから状況を見てというところであろう。
今年の年末年始は、ゆっくり、自宅で過ごすことにする。


himajintaro at 20:43|PermalinkComments(1)政治 

2013年12月23日

16年目にして、やっと解けた謎

バングラデシュに初めて行かれた方の大部分の人が受ける洗礼。キリスト教国でもないのに受ける洗礼。それは、下痢。
腹痛を伴う人、そうでない人。様々なタイプがあり、このタヌキオヤジにしても、1997年の最初のバングラ渡航では、好むと好まざるとに関わらず、下痢の洗礼を受けた。帰国しても、数日は、軟便が続いた。その後は、一度、洗礼を受けた神の恵みがあってか、下痢はしなくなった。
ある人は、ラッシャヒからダッカに飛び立とうとするジェット機のトイレに入ったまま離陸し、水平飛行になってから、トイレから出てきた。一番後ろの席に座っていたキャビンアテンダント(♂)が、「お前たちの仲間がトイレに入っているぞ。もうすぐ、離陸するぞ。早く、トイレから呼び戻せ!」と英語も日本語も話せないまま、シートベルトをして、我々をジーッと睨んでいた。その、鋭い視線を感じながら、笑いをずっとこらえているうちに、ビーマン・バングラデッシュ・エアーラインの小型ジェット機はテイクオフしてしまった。
この下痢については、諸説あって、水道水にアメーバーが入っているので、沸騰して冷ましてから使うとか、市販で売っているミネラルウォーターは、水道水を詰めただけだとか。事実、モンジュールさんが娘に頼んで買ってきたスプライトが、ただの水であったことも過去にはあった。
洗礼を受けて帰国し、医者に行って調べてもらっても、何も出てこない。疲れたのだろうとか、緊張したからだろうとか、水が合わなかったのだろう(何が合わなかったのかわからないくせに)とか、適当なことを言われてチョン。原因がわかる医者がいない。何と、日本の医学の情けないことかと16年間謎が解けずに暮らしてきた。
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上の写真は、マグミットという便を柔らかくする薬である。健康診断で飲むバリウムを一刻も早く体外に放出するための下剤とは、ちょいと性格が違う。一刻も早く放出する必要がなく、定時に、苦しむこと無く、無事に放出するための薬である。
この薬、聞くところによると、マグネシウムが主成分とか。タヌキオヤジが1錠や2錠飲んでも効かない。3錠、4錠と多くすると、1997年の初バングラと同じ状態になった。不定時に、何回も便が出る。
ここで、はたと気がついた。バングラデシュの水は硬水である。もちろん、マグネシウムをたくさん含んでいる。いくら、水道水を沸騰させたしても、アメーバー(今のバングラデシュの水道水にはアメーバーは生息していないとか?)は死ぬが、マグネシウムは死なない。
ご飯を炊くのも、カレーを作るのも、売っているミネラルウォーターも、全部マグネシウム入りである。バングラに行けば、マグネシウムからは逃れられない運命である。出しても出しても、口の中から入ってくる。毎日のようにマグネシウムの洗礼を受けることになる。
タヌキオヤジがマグミットの1錠や2錠飲んでも効かないのは、何回バングラに行っても下痢にならないのは、べつにアラーの神のご加護を受けているのではなく、体の中にバッチリ、マグネシウムの抗体(抵抗力というか、体が慣れた)ができ上がっているためである。
便秘でお悩みの方、是非、硬水の国に長期の渡航されたし。特にマグネシウムが多い国をお探しあれ。


himajintaro at 09:49|PermalinkComments(0)生活 

2013年12月16日

危機的状況の現在のバングラデシュ

東京葛飾区堀切菖蒲園駅前・焼肉「牛将」のオーナー橋本羅名さんのフィスブックの書き込みを流用させていただき、現在のバングラデシュがどれだけ危機的状況になっているかを紹介する。
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橋本 羅名さん (Prothom Aloさんより)
バングラの新聞からです。最近、20日間で100人以上が、政府により、殺されました 。
デモをしていた政府に反対する一般市民を殺したのです。全くおかしいです。
今のアワミ連盟に反対する人々を、抹殺しているのです。民主主義ではありません。
写真は、それに怒った人々が、アワミ連盟の支持者の家に火をつけているのです。
今のダッカ市は周りの市とは隔離され、食料品とか、物資は入ってきません。
この状態は未だ続くでしょう。政府は反アワミ連盟の人たち(国民の8割)を殺そうとしています。800万人以上の海外で稼ぎ労働者、600万人の農家の娘たちが命を削って、貴重な外貨をかせいで、国民はやっと貧困から脱出しようとがんばっているのに。
ルワンダの虐殺と全く同じになってしまいます。
海外のバングラへの援助国、アメリカ、日本、中国、インドなどはもっと
強く指導してください。
憎しみだけでは、バングラはダメになってしまいます。



himajintaro at 20:47|PermalinkComments(1)政治 

2013年12月11日

蔵王キリスト教会から奨学金をいただいた。

今日、2013/10/19の日記「今年も、蔵王キリスト教会でフリーマーケット」で紹介したフリーマーケットの売り上げの中から日本銀行券「福沢諭吉」5枚をアロアシャ学園の奨学金としていただいてきた。
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蔵王キリスト教会は、きれいな夜のたたずまいをしていた。思わず、iPhoneのシャッターを切っていた。
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高内牧師から「これからも、アロアシャ学園のために協力させてください。」という、ありがたい言葉をいただき、感謝、感謝しかない。イスラム教国の貧しい子供たちへキリスト教会からの寄付というのは、普通は異例としか考えられない。しかし、高内さんの神に仕える牧師としての崇高な志には、国境がない。
日本の葬式仏教の住職たちに、高内牧師の爪の垢を煎じて飲ませたいと思うのは、タヌキオヤジだけではないだろう。
クリスマス集会へのご案内
まもなく、クリスマス。キリスト教会も忙しい。お近くにお住まいの方は、是非、蔵王キリスト教会の行事に、ご参加あれ。


himajintaro at 19:44|PermalinkComments(0)アロアシャ学園 

2013年12月05日

真っ赤に燃えた夕焼けだから

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バングラデシュに行くようになってから、太陽の写真を撮るようになった。
バングラの乾季は、雨がポタリとも降らないので、大気がボコボコで埃っぽい。朝日も夕日も、同じような朝焼け、夕焼けを見ることができる。
尾瀬の三平峠で、日の出のとき、梅干しのような太陽を見たことがある。昼過ぎから小指大の雹と雷にあい、酷い目に遭ったことがある。
日本では、朝焼けは、荒天の前兆であるが、バングラは、全く関係がない。


himajintaro at 19:43|PermalinkComments(0)生活