2014年01月

2014年01月30日

人間脱水機

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ミラッジュが行水した後、履いていた濡れズボンを友人と脱水していた。
洗濯機もないアロアシャ学園の校庭で、二人の少年が人間洗濯機を演じていた。
タヌキオヤジもバングラでは、いつも、この方法で洗濯物を脱水している。日本の自宅にはドラム式洗濯機もあり、自分の手で洗濯をする必要もない文明生活に慣れているが、バングラに行って、不便さを感じたことはあまりない。
布団用の綿を保管しているボロ倉庫を改造した家が、タヌキオヤジの小さい頃の家だった。貧乏夫婦のせがれだった。
金がなければ、知恵と汗を出す。
小さい頃に染みついた貧乏人根性は、バングラで通用する。
それが、バングラに10年以上渡航する原動力となっている。


himajintaro at 21:03|PermalinkComments(0)アロアシャ学園 

2014年01月28日

ルンジュさんとの雑談

一昨日は、久しぶりにルンジュさんと多くのことを話した。もちろん、企業秘密もあり、ブログでは口外できないものもある。
その中でも、特筆すべき点は、
1.ルンジュさんたちが経営しているパブナの小学校ジャパン・フレンドシップ・アカデミーに、いち早く、すぐにでも日本の教育、日本の文化の良い点を取り入れて、バングラの次世代を担う子供たちを育てたい。
2.そのためには、日本語教師も欲しいし、現地の先生たちの教育も必要である。
3.ジャパン・フレンドシップ・アカデミーの先生や子供たちを日本に呼び、日本の小学校との交流を実現させたい。
ラッシャヒでモンジュールさんがアロアシャ学園を立ち上げたのは、バングラデシュの建国のためには、貧しい子供たちの教育が必要だという視点があったからである。
ルンジュさんたちが豊かな家庭の子供たちを相手に小学校を立ち上げたのも、今のバングラデシュを変えたい、良い国にしたいという視点では、モンジュールさんと同じ目標であり、ただ、対象の子供たちが違うだけである。
ルンジュさんは、アロアシャ学園の弱点をすでに見抜いている。
アロアシャ学園を卒業しても就職の場がないこと。モンジュールさんの亡き後もアロアシャ学園の運営が続くという保証がないこと。日本人の我々が、いつまでも手弁当でバングラに行くようでは、この先、支援が続かなくなること。
バングラデシュでは、事業を成功させて起業しても、孫の代で食いつぶして無くなるのが普通で、何十年、何百年も続いている企業は10社も無いという。
ちょっと昔、山形県で全国福祉祭が行われたとき、ボランティアはすべて手弁当でするものだと言い張った山形県人がたくさんいて、全国から来たボランティアの人々に対して大恥をかいたことがあったが、結局、そう言った人たちは、ボランティアの世界から離れてしまった。
また、以前の日記で紹介したパブナでの農民の集会には、ルンジュさんも危惧していた。
「モンジュールさんはJA(農協)を作ろうとしています。JAを作るとバングラ国民の30%が組合員になり、政治家を使って、国会に圧力をかけることができるようになります。モンジュールさんは頭の良い人だから、JAを作りたがっています。」
モンジュールさんは全国にイチゴの生産組合を作った。ジャガイモの生産組合も作った。
モンジュールさんの役割は、生産者(土地の所有者)組合を作ることではなく、貧しい人たちの生活を農業で、どれだけ豊かにできるかのはずである。だから、アロアシャ学園を作ったのではなかったのか?
このままでは、遠かれ早かれ、タヌキオヤジの心がモンジュールさんから、離れてしまうことになってしまいそうだ。


himajintaro at 22:57|PermalinkComments(0)ルンジュさん 

2014年01月27日

急遽、バングラへ

昨日の夕方、ルンジュさんと会った。
ルンジュさんから、パブナのジャパン・フレンドシップ・アカデミーを訪問してもらいたいという依頼を受け、急遽、来月バングラへ行くことになった。
運良く、仙台からバンコク便が出ているのを利用し、ルンジュさんの了解を得て、今夜、タイ航空のロイヤルEブッキングでブッキングした。
昨夜は、ルンジュさんといろいろな話をした。その内容は、また、明日の話題としたい。
今日は、寝るまでの間、バングラデシュ大使館へのビザ取得の準備をする。


himajintaro at 22:30|PermalinkComments(0)ルンジュさん 

2014年01月26日

次男も寝る、子犬も寝る

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前日から風邪を引いて寝込んでいた次男に、アロアシャ学園の屋上で寝ているように勧めた。アロアシャ学園のゲストハウスに寝泊まりしているが、日中は、ゲストハウスは寒い。風邪は温かくして寝てないと良くならないので、ポカポカ気持ちの良い屋上で寝ることにした。
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アロアシャ学園の子犬たちも、暇があれば寝ている。


himajintaro at 16:48|PermalinkComments(0)アロアシャ学園 

2014年01月25日

紺屋の白袴とバングラ生息

ここ三週間、友人S氏の依頼で、ノートパソコン2台とi7のディスクトップパソコンの修理を依頼され、ブログの更新用に使っているノートパソコンの不調の調整にさく時間がなかった。
今日、3台目のノートパソコンを友人に持って行き、自分のパソコンの調整途中で、こうやって、久しぶりに言い訳がましいブログの更新をしている。
まさに、「紺屋の白袴」。
今朝、栃木に住む叔母から電話が入った。
お笑いタレントu 字工事が話す栃木訛りで、
「みこちゃん、死んだって。連絡来たかい?馬鹿だよなあ、なんで、あんたに連絡しないんかい。うちの兄弟って、本当に馬鹿だよなあ。みんなして、私のことを馬鹿だ馬鹿だって言ってるくせに、本当は、みんなが馬鹿じゃないんかい。」
と一気にまくし立てた。
「みこちゃん」とは、叔母にとっては兄で、タヌキオヤジの父の弟、つまり叔父であり、タヌキオヤジの巣から15分ほど歩いたところに、実の姉(伯母)と隣り合わせで住んでいる。
長らく、人工透析の日々を暮らし、眠るように息を引き取ったという。
相変わらず、タヌキオヤジは、父方の親戚筋では、バングラに生息していることになっているようである。
今年の年賀状には、「日本で新年を迎えました」と書いたんだけど?


himajintaro at 19:42|PermalinkComments(0)生活