2014年11月

2014年11月27日

歩行者への取り締まり

バングラデシュの警察は、交通量の多いダッカ市内で危険な道路横断者に対して、違法と称して取り締まりを始めたようある。警察の拘束車両に乗せられ、事情聴取の上、日本で言う反則切符を切っている。
動画では、警察官に食ってかかるオバチャンも映し出されている。金のない人間からまで金をせしめていると批判の声もある。
交通量がある割には、歩行者のための信号や歩道橋などのライフラインが少なく、闇雲に取り締まりを始めたバングラ警察はもちろんのこと、今のところバングラデシュ政府でさえも課題解決の能力は持ち合わせていない。せしめた金が警察官の懐に入らないことをアラーの神に祈っている。
バングラに渡航しても、ここ数年は、ダッカの中心部には滞在したことはない。マナーの悪さは、貧乏人も金持ちも警察官も同じである。とにかく、タヌキオヤジにとって、いろいろな意味でダッカは怖い街になってしまった。
ユーチューブ
http://www.youtube.com/watch?v=rN_adoC5pIg
drive-against-jaywalking.jpg
cops-grab-jaywalkers-8.jpg
two-cops-talking-to-a-mother.jpg
cops-grab-jaywalkers-1.jpg
cops-grab-jaywalkers-3.jpg


himajintaro at 21:27|PermalinkComments(0)交通 

2014年11月25日

酒と女と宗教は?

これもバングラ在住の日本人から聞いた話。
バングラデシュの金持ち(多分、男)は、いつも酒を飲んで女の話ばかりであるという。
表向きは、イスラム教の礼拝をして、裏向きは、酒と女に酔いしれている。
一見、アラーへの冒涜、罰当たりもいいとこと思いがちであるが、日本人も神社やお寺の前では神妙にして、一歩、境内を離れれば、煩悩の権化と化す。
以前、バングラ政府公認の売春置屋があると聞いたことがある。公認でないと売った方も買った方も警察に捕まる。
公認の置屋から役人に賄賂が流れているのは言うまでもない。


himajintaro at 23:18|PermalinkComments(0)生活 

2014年11月24日

北京より怖いダッカのPM2.5

ダッカ在住の日本人から、怖い話を聞いた。
ダッカのPM2.5は、北京より数値が高いとYahooに書いてあったという。
バングラデシュは、乾季に気温が下がると、毎年、夜になると靄や霧が出る。視界が悪くなり、道路の通行が危なくなるばかりか、航空機の離発着ができなくなり、ダッカ空港では欠航が相次ぐ。
今年は、乾季で霧がかかる前から、気温が少しずつ下がり始めたので、一般家庭で暖房として薪を焚くためにダッカの街の中が霞んでいるという。
どこかで聞いたことのある話である。中国と全く同じ現象がバングラでも起きているのである。
政治も治安も、さらに空気まで悪くなったのでは、バングラに安心して渡航できない。
日本からたくさんの企業がバングラに進出しようとしているが、どれだけ、リスクを?んでいるのか。
インドコ人ミュニティが仕掛け人とする労働争議の増大は、背景にインド製品を売り込もうとするインド政府による他国籍企業への攻撃があると言われている。
今、バングラは、日本人が考える以上に投資リスクが高まっている。
こういうときに、日本人はどうしたらいいのか。
ベンガル人のモラルを良くするためにも、貧しい子供たちの教育が必要なのである。
教育なくして、バングラの未来はない。


himajintaro at 08:10|PermalinkComments(0)生活 

2014年11月23日

危ない街になったラッシャヒ

先月17日夜、ラッシャヒ在住の日本人がラッシャヒ市中心部へ乗り合いで移動中、バイクの男からバッグを奪われそうになり、抵抗した日本人が刺された。
このニュースは、バングラで一番安くて、一番読まれている新聞に載り、バングラの国中に知れ渡ることになった。これを見たジャパン・フレンドシップ・アカデミーのラーマンさんが、福島のルンジュさんに電話をかけ、その話がタヌキオヤジの耳にも入り、日本側も大騒ぎになった。
幸い大事には至らなかったが、あまりにも事が大きくなり、負傷したご本人は、静かにして欲しいということで、この話は落ち着いた。
ところが、最近、この事件が起こったところの近くで、モンジュールさんの知り合いの大学の先生が強盗に遭い殺されたという。
ここ数年、ラッシャヒ市街地の治安が悪くなっていることは、バングラの新聞各紙からも見てわかる。元々、モンジュールさんが勤めているラッシャヒ大学は政治活動を伴う学生運動や先生たちの立身出世を目指す政治集会が盛んであった。暴動や殺人が日常茶飯事で、警察の手により大学が幾度となく長期閉鎖されてきた歴史がある。
強盗や殺人が起きる理由は同じではないけれど、強盗は経済格差の拡大による貧困から来るもの、殺人は働かないで権力の中枢を狙う富裕層同士の戦い。貧と富という両局面による治安の悪化は今のバングラデシュを象徴するものである。
世界最貧国の一つであるというバングラデシュは、ますます政治も治安も悪化している。


himajintaro at 07:08|PermalinkComments(0)生活 

2014年11月16日

大笑いしたルンギダンス

続いては、カラフルなルンギ(男性用寝間着(下半身用))を身にまとった生徒たちの登場。
IMG_6648.jpg
とにかく、ダンスだけで、大笑いしたのは、これが始めてであった。ルンギの色がカラフルなので、バングラでは女性はスカートを履かないが、女性のスカートを連想してしまう。
IMG_6645.jpg
笑いを誘う軽快な動きには、国境はない。
IMG_6642.jpg
跳んだりはねたり、男性版カンカン踊りとでも言うべきか。とにかく、動きがおもしろい。
IMG_6651.jpg
見ている生徒たちもノリノリであった。
ビデオにしておくのだったと後から後悔した。