2015年04月

2015年04月20日

行かなかったバス旅行

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2013年1月2日の朝、アロアシャ学園研究所の関係者やモンジュールさんの大学の研究室の関係者たちが、貸し切りバスで研修旅行に出かけた。もちろん、悪友も一緒に乗っていった。
行った先は、頭の中から出てこない。何度も聞いたことがあり、確か、国の農業関係の試験場があるところのハズだが、思い出せない。
一緒に渡航した次男の体調が万全でないので、タヌキオヤジとともに行かないことにした。結果的には、正解だった。いつもの事ながら、帰ってくる時間が大幅に遅れて、帰ってきたら、みんな、疲労困憊していた。
バングラの時間は、当てにならないのが普通なので、この頃は、危ない橋は渡らなくなった。火中の栗は、絶対拾わなくなった。
その代わり、この日は、次男とともに、ラッシャヒ市内を見て回ることができた。


himajintaro at 20:58|PermalinkComments(0)交通 

2015年04月19日

2013年1月2日の朝

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2013年1月2日の朝の風景
朝も早から、黒煙を上げてトラックやバスが過ぎ去る。水牛が引く荷馬車も違和感なく過ぎ去っていった。
梅干しのような太陽が東から昇り、いつもと同じ一日が今日も始まる。
バングラでは、1月1日や2日は正月ではない。
4月14日が正月。
今日、2015年4月19日は、バングラデシュの正月を祝うボイシャキメラの祭りが東京・池袋西口公園で行われる。バングラカレーの店がずらりと軒を並べるようである。
一昨日、福島のルンジュさんの奥様から電子メールがあり、急遽、家族でボイシャキメラの祭りに出かけることになったという。
どんな様子なのか、来年、行ってみようかと考えている。


himajintaro at 07:44|PermalinkComments(0)交通 

2015年04月14日

川エビ

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写真は、川エビの頭を取ったもの。
養殖のブラックタイガーより、太めで大きい。味は、良い。
生では食べないので、背わたは取らない。
バングラは、味付けが全て標準的な香辛料味(日本で言うカレー味)になるので、料理のバリエーションが日本の料理に比べると遙かに少ない。
アロアシャ学園のゲストルームに台所があったときには、モンジュールさんのリクエストにより、エビでエビフライやかき揚げ、クリームシチューなどを調理していた。
しかし、ゲストルームの台所を無くして研究棟の1階に厨房ができてから、自由に料理ができなくなり、料理の腕をふるう機会が無くなってしまった。
バングラのカレー味に飽きた日本人のためにゲストルームの台所は重宝であった。
今月29日、悪友と初代アロアシャの会の事務局長だった鈴木先生がアロアシャ学園に向かう。
鈴木先生は、山形大学農学部の研究室を定年退官されてから、奥様を亡くし、最近は体調もすぐれず最後の渡航になるだろうと思われている。
鈴木先生のためにも、現地で三食のうち一食は日本食を食べさせてあげたいが、今回はタヌキオヤジは同行しない。
今回は現地でアロアシャ学園創立20周年記念行事が行われる予定である。


himajintaro at 19:46|PermalinkComments(0)生活 

2015年04月13日

魚が少なくなった!

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バングラデシュ第5の地方都市ラッシャヒ市は、ポッダ(ガンジス)川に面しているため、川魚が市場の魚屋にたくさん並ぶ。
漁師たちは、小舟を使って網で魚を獲ったり、川に仕掛けを作ったり、様々な漁法で魚を捕まえて、生活の糧にしている。
しかし、モンジュールさんは、以前から、川魚が少なくなったと言っていた。このため、川魚の価格が高騰していると言っていた。
同じ事を、葛飾の焼き肉店のオーナーである橋本羅名さんも言っていた。
羅名さんは、ラッシャヒよりも、ずーと下流のシュンドルボンにほど近い集落の出身である。彼の父親は、村長を務め、川での漁師による乱獲を取り締まっていた。
網を川じゅうに張り巡らせて、根こそぎ獲る漁師たちの漁法が、将来、バングラの川に魚がいなくなるという不安を彼の父親は持っていたようであるが、その心配は現実のものとなってきている。
数はもちろんのこと、絶滅に近い種類もたくさんあるという。
日本も魚の獲りすぎによる痛手を負い始めているが、大学を中心に育てる漁業が日の目を見るようになってきた。
バングラも、これからは育てる漁業が絶対ビジネスチャンスになると言い切りたい。


himajintaro at 21:02|PermalinkComments(0)生活 

2015年04月11日

モンジュールさんが造ったワイン

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モンジュールさんが自分で造ったワインを振る舞ってくれた。
化学者だけに貯蔵している瓶が良い。
薬品を貯蔵する茶色い瓶である。
日本でも昔から日本酒の一升瓶は茶色であった。多分、光による成分の変化を防止するための色だろうけど、最近の高級日本酒の瓶は、みんな透明になってしまった。
前から、モンジュールさんは、ブドウのワインを造りたくて、密かに、醸造の研究も続けていた。
日本で普通に安く売っているワインと遜色ない味に仕上がっていた。
イチゴも、お酒になる。
ちょいと、砂糖を加えて寝かせておけば、自然に発酵してくる。
モンジュールさんは業務用の冷凍庫にイチゴをたくさん保存していたので、イチゴ酒を造るための砂糖の分量を知りたくていたので、イチゴに対する砂糖の量を教えたことがある。もちろん、イチゴの糖度が影響する話ではあるが。
アルコール酵母は、体積あたりの糖度のアルコール発酵量が決まっていて、限界より多くの糖度があると、糖分を残して発酵を止めてしまう。このため、糖分が残った甘口の酒になるが、逆に限界以内であると糖分が完全にアルコール発酵し、辛口の酒になる。
そのことを、モンジュールさんは知らなかった。
発酵もバイオテクノロジーの一つであり、研究の成果を確かめるのも化学者の楽しみの一つでもある。今回は、その研究の成果を一緒に確かめるお手伝いをさせていただいたという次第である。

himajintaro at 19:15|PermalinkComments(0)生活