2017年01月

2017年01月21日

乾燥マンゴー工場の閑散期

乾燥マンゴーが終わった後、工場を継続的に稼働させるため、昨年は青トウガラシやパインの乾燥に取り組んできました。しかし、それでも、工場は年間フル稼働することはできず、悪友からマンゴー林を窒素肥料で管理する方法を問われました。基本的には、ベンガル人は窒素肥料だけが肥料だという勘違いをしており、それが一部の金持ち投資家たちに窒素肥料を投機目的の金づるにさせてしまいました。

悪友とは、土作りで基本的な考え方の違いがあり、彼は大農家の長男坊でありながら、全く農業をした経験がないため、大きな勘違いをしているので彼とは大論争になりましたが、その内容については、マンゴー林の管理の詳しい話を含めて後日談とさせていただきます。

今日は乾燥マンゴー工場の閑散期に必要とされているマンゴー林の管理のヒントになる話を「現代ビジネス」に掲載の「日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている」を現地駐在員に送ったことについて記録します。

駐在員「読みました。考えさせられる記事ですね。」

タヌキおやじ「水分中の硝酸体窒素を測る簡易試薬は簡単に手に入ります。以前、ポッダとモンジュールさんの弟カマルさんのアパートのそばの池を調べたことがありましたが、農地がそばに無い為か、比較的綺麗だった記憶があります。測る時期にもよりますが、農地の中の池、モンジュールさんのナサリは調べてみる価値はありますね。」

駐在員「大学農地も含め、検査する必要があると思います。」

タヌキおやじ「モンジュールさんにも言いましたが、悪友を間に入れて情報交換すると彼が農業を知らないが故に正確に伝わらない可能性がありますので、ご質問があれば、直接お願いします。」

駐在員「はい。よろしくお願いします。私ももっと勉強しなくては。」

悪友にも「現代ビジネス」の記事を送りましたが、当事者意識はないのか、全く議論にはなりませんでした。

以下、「現代ビジネス」からの抜粋です。



















himajintaro at 07:02|PermalinkComments(0)アロアシャ学園 | 農業

2017年01月15日

アロアシャ紹介番組2本

悪友
「バングラデシュTVのGolpo Noy Sottiというトーク形式の教育番組でアロアシャ学園のことが紹介されます。そのプロモ映像です。」



悪友
「バングラデシュTVのGolpo Noy Sottiという番組の第1回目で、我々アロアシャプロジェクトで取り組んでいる低温貯蔵庫のことが紹介されました。(25分50秒から8分半程度です。)
それにしても、この番組全体のセンスがいいです。バングラデシュの日常生活がよくわかります。番組制作ではJICAも協賛しています。」



悪友
「アロアシャ関係をクリップした映像です。」



最初の番組は悪友が紹介したとおりアロアシャ学園を取り上げた番組です。

真ん中の番組をアロアシャ関係だけ抜き取ったのが3番目のものです。雨季の暑い時期に種ジャガイモを保存するするのに冷蔵庫が必要ですが、その冷蔵コストがかかりすぎるので安い冷蔵庫はできないかモンジュールさんが気化熱を利用した低コストの冷蔵庫をプロトタイプとして作ったものを番組で取り上げてくれたものです。

今回の冷蔵庫の設計はモンジュールさんの長女・ミデュラがしています。彼女はダッカ工科大学で建築デザインを学びました。ただ、冷蔵や気化熱は素人ですが、デザインをミデュラが行ったため番組に登場しています。

湿度が異常に高い雨季に気化熱を利用できないので、ちょっと物理がわかる人なら、こういうタイプの冷蔵庫は作らないのですが、何事も国内初ということで話題性を取るというのがバングラなのでしょう。


himajintaro at 07:15|PermalinkComments(0)アロアシャ学園 | 貧困

2017年01月14日

バングラも寒い





夕べ、モンジュールさんから写真とメッセージが送られてきました。Samui desu. Yamagata dou desuka?

メーセージが送られてきたので、私も写真を見て人恋しくなりモンジュールさんに電話をかけました。

アロアシャ学園の農場でモンジュールさん家族(ボナニーさんも冬休みで帰省中)と日本人の現地駐在員や知人らと焚き火をして暖を取っていたようです。

農場の池で魚を釣り、食べていると言っていました。

タヌキおやじと悪友が年末年始にバングラに行き、焼き鳥や日本酒を飲むことをとても楽しみにしていたようです。

悪友が駐在員に日本に大きな寒波が来て山形県内も雪がたくさん積もっているということを伝えていたために、上のようなメッセージをくれたようです。

バングラは今年は寒く、イチゴやジャガイモの生育も心配ないでしょうと、いろいろな話をしているうちに日付が変わり、そしたら、女房と娘にこっぴどく怒られました。

電話がうるさいこと、時間を考えろということ、家族とアロアシャとどちらが大事なのかという話でタヌキおやじは家族に謝るしかありませんでした。

当分というか、今後、バングラの事は家族には禁句で、電話はしないで、メッセージのやりとりしかでき無くなりました。

himajintaro at 12:14|PermalinkComments(0)モンジュールさん | 悪友

蔵王キリスト教会から寄付をいただきました。



10月16日の「今日が最後の蔵王キリスト教会フリマ」で紹介した蔵王キリスト教会からの寄付を先日の12日にいただいてきました。

アロアシャ学園への寄付を申し出てくれた高内牧師が教会を去られたために、今回が最後のご寄付となりました。

学園創設者のモンジュールさんからは次のメッセージが寄せられました。

「Thank u very much for generous help by Zao Christ and your pationate support to AloAsha School.」

今まで、アロアシャ学園のためにご寄付を頂きありがとうございました。

来月初旬、悪友がタイでモンジュールさんたちと会うことになっているので、その時にモンジュールさんに渡してくるそうです。

2017年01月06日

タイにはAirAsiaで

現地駐在員がビザの更新のため、バンコクに出国する機会に合わせ、モンジュールさんも悪友もバンコクで待ち合わせて、タイの子供財団で運営する「子供の村学園」を視察に行く話題を12月23日の「断ったバンコク行き」で紹介しました。

モンジュールさんの次女ポロマから「タイに行くのですね?」と聞かれましたが、「仕事の都合でタイミングが合わなくてタイに行けません。」と返事をしたところ、驚いていました。

悪友から正式な日程を聞いていなかったので改めて聞いてみたところ、2月9日の昼過ぎにドムアン空港に着くと返事が来ました。2月8日の午後3時から会議があるので、山形から最終の新幹線で東京に向かい、9日の0時20分羽田発で向かえば間に合うと思っていたところ、悪友は2月9日成田9時発のAirAsiaでタイに向かうとのことでした。

2/9 14:05 ドンムアン到着
   夕方 バンコクでミーティング
2/10 午前 バンコクでミーティング
   午後 カンチャナブリに出発
   夕方 子供の村学園到着、宿泊
2/11 午前 子供の村学園ミーティング
   午後 バンコクに向けて出発
   夕方 ディナー
2/12 10:45 ドンムアンを出発

成田空港の午前便は何度も利用したことがありますが、年を重ねるたびに山形から夜行バスで成田空港に向かうのは体力的に難しくなってきました。

また、今回、AirAsiaというLCCの格安航空会社でタイに向かうには、万が一、機体の故障や不都合で飛べなくなったときに、日程に全く余裕が無い今回の渡航では、やはり、諦めざるを得ず、悪友に、再度、断りを入れました。

仕事の都合で、どうしても、12日中には山形に戻らなくてはならないので、厳しい日程では無理のようです。

現地からの宿題はたくさんもらっているのですが、どうしても現地に行けないという、何か、アロアシャ学園との縁が薄れてきているように感じています。