2017年03月

2017年03月25日

まもなく、アラさん日本へ





この4月から広島県立大学に留学するモンジュールさんの教え子でラッシャヒ大学の教員であるタンジマン・アラさん(写真2枚目・一番左の女性)の壮行会がラッシャヒ大学で行われたようです。

モンジュールさんの上司で学科長のイスラム先生夫妻と大学の仲間たちがアラさんの御祝いに駆けつけてくれたようです。

アラさんはすでに博士号は取得していますが、日本の大学でも研究して博士号を取得する予定とのこと。モンジュールさんによると海外で博士号を取ると箔が付き、帰国後の出世に影響があるとのことです。

昨年の8月末にモンジュールさんとアラさんが広島県立大学に来て、アラさんは留学するための試験に臨み、モンジュールさんはラッシャヒ大学と広島県立大学とのコラボレーションを推進する役割を果たしていきました。

アラさんは見事試験に合格し、ラッシャヒ大学と広島県立大学が共同研究をすることで合意がなされました。

アラさんが日本に留学するときに、モンジュールさんも一緒に日本に来る話でしたが、結局、アラさんだけが日本に来ることになりました。

昨年、アラさんとモンジュールさんが日本に来たときは、タヌキおやじは副鼻腔炎(ふくびくえん、蓄膿症)とポリープ(鼻茸)の除去手術・入院と日程が重なり、アラさん、モンジュールさんたちと会うことができませんでした。

日本に来るアラさんへは、国民健康保険についてアドバイスをしておきました。

himajintaro at 14:49|PermalinkComments(0)モンジュールさん | 女性

2017年03月20日

焼肉牛将臨時休業

東京葛飾・京成本線堀切菖蒲園駅そばの焼肉牛将が昨日から臨時休業しています。

「誠に勝手ながら、本日より約1週間、店内改装のため、営業はお休みにさせていただきます。」

オーナーの羅名さん、まもなく、バングラに向かう予定のはずです。


himajintaro at 22:46|PermalinkComments(0)ラナさん 

2017年03月19日

2017年の苺の出来具合は?

モンジュールさんの次女ポロマ(最後の写真の左側)が今年の苺の写真を送ってくれました。さて、今年の苺の出来具合はどうなのでしょうか?











糖度計を使っているようですが、実際、計測している写真がありませんでした。モンジュールさんは、糖度の高い品種を作りたいと以前から研究していますが、タヌキおやじは、土作りに力を入れるように再三言ってきました。長続きがしない国民性なのか、何年もかかる土作りは、彼らには不向きなのかもしれません。化学肥料にばかり頼っている苺作りでは、どんなに糖度の高い品種を作っても、甘いばかりで風味のない苺になってしまいます。

隣国、インドの高地では日本の東日本大震災被災農家が水耕栽培での苺作りを指導しています。タヌキおやじは、水耕栽培は栄養素に化学薬品を使った農業だと思っています。長い目で見ると決して人間の体には良くないものだと思っています。その結果が出るのは何十年も先の話になると思いますが、そのころは、タヌキおやじもモンジュールさんも、この地球には存在していないでしょう。









まもなく、広島県立大学に留学するモンジュールさんの教え子で部下のタンジマン・アラさん(最後の写真の右)が生育調査のためサンプル採取をしているようです。どうも、ラッシャヒ大学の農場で作付けして、研究しているようです。

苺は病気に罹りやすく、大量の農薬が使われています。バングラデシュでは、それほど、農薬は使っていないでしょうが、アメリカの環境保護団体が発表した2016年、2017年の残留農薬ワート50のトップに苺がランクインされていました。日本ではどうでしょうか。タヌキおやじが学生時代に農業を学んでいた頃、リンゴなどの果樹に年間30回ぐらい農薬散布をすると聞いても違和感を感じませんでした。最近では、回数こそ減ったものの、その代わり強い薬が使われているとも聞きます。病原菌や害虫(本当は害虫とは言いたくないのですが)が薬に強くなり、より効き目の強い薬剤を開発しなければならなくなったからだと言われています。

奇形果も苺の宿命です。原因は諸説あるにせよ、以前、タヌキおやじはアロアシャ学園で全国の農家に対する研修会で、ミツバチによる受粉の大切さを訴えましたが、関心がある人はほとんどいませんでした。それは、日本に比べ、天然のミツバチや飼育によるミツバチが多いということもありますが、積極的に商品管理するという概念が希薄なことも一因だと思います。

病気や害虫、奇形果など、商品価値が下がることは農家にとって、ダメージであることは間違いありません。しかし、これらの対策のために大量の薬剤を使うことは消費者への背任以外の何物でもありません。また、消費者も、安くて、美味くて、きれいで、形の良いものしか買わないというのは、自分で自分の首を絞めるているということであり、自覚の無さに、そろそろ気がつかなければならない時期にきていると思います。



バングラ全土での、今年の苺の出来具合はどうでしょうか?

himajintaro at 08:33|PermalinkComments(0)モンジュールさん | 農業

2017年03月12日

マンゴー林の管理

バングラデシュは、今頃、マンゴーの花も終わり、新しい実をたくさん付けている時期でしょう。

悪友から、巨大なマンゴー林を窒素肥料で管理する依頼がきました。

2017.1.21の「乾燥マンゴー工場の閑散期」に掲載したように、窒素過多がいかに危険であるのか、ベンガル人はおろか日本人さえも知らない状況を紹介しました。

悪友は、内城菌(うちしろきん)なるものにご執心で、タヌキおやじが一つの物だけに囚われることを否定すると悪友はかえって意地になってきました。あの、沈着冷静な悪友がどうしたことか。

山形県内で内城菌を取り扱っていた業者が米の産地偽装で社長がお縄になり、元社員たちが別会社を起こし内城菌の販売を続けています。

悪友によると、広島県のミカン農家で内城菌を使って効果を上げ、その関係で、巡り巡って、ラッシャヒ郊外のマンゴー林の管理を依頼されるようになりました。

タヌキおやじは以前から、バングラデシュの土に有機物がほとんどなく、化学肥料に頼ってきたことの愚かさを指摘してきました。何とか、有機質の豊富な土作りをして、昔のような黄金のデルタと呼ばれるバングラデシュにしたいと考えていました。

ところが、悪友は内城菌さえ土に巻けばバングラの土は良くなるという思い込みをしていたのです。

内城菌でもEM菌でも、腸内の乳酸菌でも、菌の餌になるものがなければ死んでしまいます。その餌になるのが有機物や繊維なのです。バングラデシュに内城菌もEM菌も持って行く必要はなく、必ず、土着の細菌がいるのです。

それによって有機物や繊維物を分解して、植物の栄養源にすればよいのです。日本の細菌を他国に持って行くことは、その国の生態系を崩すことに他ならないので、タヌキおやじは、悪友の考え方に反対してきました。

そんな矢先、悪友は山形県寒河江市で内城菌を使っている農家を訪ねることになりました。その農家から、内城菌の餌が有機物であることを教えられて、やっと目が覚めることになるのです。

そこで、どうすればバングラデシュの土に有機物を仕込んでいくことができるのかということになるのですが、悪友に概要は話をしました。しかし、元々、農業の基礎がない悪友から、又聞きで現地の日本人駐在員に話がされても正確には伝わらないだろうから、前述の「乾燥マンゴー工場の閑散期」で紹介したように、直接、タヌキおやじに聞いてくれと言っておきました。

土作りは一朝一夕でできることではありません。しかし、現地ではすぐに効果を上げることが求められています。そのために、化学肥料を使ってマンゴー林の管理ができないのかという話が悪友からタヌキおやじのところに降ってきたのです。

資本主義社会の罠にまんまと悪友が捕まったというのが実のところです。

himajintaro at 11:30|PermalinkComments(0)悪友 | 農業

2017年03月11日

印将カレーのCM 2017.3.11



印将カレーはほりきりおいしいもの祭りに参加しています!
そこでかつしかFMの記者さんが取材に来ていただけました。
当店は、ビリアニを提供します。
インドのチャーハン、美味しいですよ。


himajintaro at 16:40|PermalinkComments(0)ラナさん