2018年05月

2018年05月21日

ロヒンギャ難民支援調査報告会



ロヒンギャ難民支援調査報告会

【拡散大歓迎です!】
「ロヒンギャ難民」を皆様、ご存知でしょうか。
2017年8月に発生したミャンマー軍による掃討作戦から逃れるために、88万人(2018年4月時点)を超えるロヒンギャの人々が隣国バングラデシュへ避難しています。

3月〜4月、IVYは、ロヒンギャの人たちが避難しているバングラデシュ・コックスバザール県で調査を行ってきました。

調査の中で見えてきたのは、急激な難民の増加による水衛生環境の悪化です。
中でも約60万人が暮らすクトゥパロン難民キャンプは、井戸の水が枯れてしまい2人に1人が安全な水を利用できず、またトイレの数も不足しており150人で1箇所のトイレを利用している場所もありました。

報告会では、調査を行ったIVYスタッフの佐藤充が、難民キャンプに暮らすロヒンギャの人々の様子、キャンプ内における課題、そして今後どのような支援が必要とされているのかなどについてお伝えします。ぜひご参加ください。

日時:2018年5月26日(土) 16:00 - 17:00
会場:山形市男女共同参画センター 5階 視聴覚室
参加費:無料

申込み締切:5月25日(金)12時まで

お申込み・お問い合わせ
TEL・FAX・E-mailにて下記の内容を明記の上、IVYまでお申し込みください。
≪①お名前②連絡先≫

認定NPO法人 IVY
TEL:023-634-9830 FAX:023-634-9883
E-mail:link@ivyjapan.org

himajintaro at 22:00|PermalinkComments(0)宗教 | 政治

2018年05月11日

ご報告と御礼。



悪友からのメッセージを掲載します。

5月7日に父が83歳で他界しました。前日まで元気に田植え作業の準備をしていましたので、あまりにも突然の出来事でした。ただ、日頃から「俺は田んぼのくろ(畦畔)を枕にして死にたい」と口癖のように言っていたので、現役の百姓として最期を迎えることができたのは、本人にとって幸せだったのではないかと思っています。農業と読書をこよなく愛し、まさに「晴耕雨読」の人生でした。
多くの皆様から会葬に参列していただいたり、献花や弔電をいただきました。この場をお借りし厚く御礼を申し上げます。

himajintaro at 16:59|PermalinkComments(0)悪友 

2018年05月10日

ラーマンさん元気ですか?の続編

4月18日の記事「ラーマンさん元気ですか?桜咲きました。」の続編です。

不幸にも日本人7人を含む死傷者が出たダッカのテロ事件以降、治安の悪化が最大の理由で、しばらく、バングラ渡航を自粛していました。

日本側には、当時の後遺症は残っているでしょうが、ここ最近は、現地では何事もなかったようなニュースばかりで、テロの首謀者たちへの関心はなくなったかのように見受けられます。

一時期、行動規制がされていた現地の日本人たちは、今では普通に暮らしています。

そんな中、ラーマンさんとの電話でのやり取りで、以前から気になっていたのがジャパン・フレンドシップ・アカデミーでの日本語教育でした。

一旦は、JICAのバングラ隊員OBを現地に送り込もうか、それとも、日本から遠隔で授業ができなかといろいろ画策を進めていたところにテロ事件が発生し、日本語教育は頓挫してしまいました。

バングラ隊員OBはバングラで様々なトラブルに巻き込まれバングラに愛想をつかし、ベトナムへ婿に行ってしまったのです。

私たちが10年以上前に、山形県鶴岡市の小学校とアロアシャ学園をアイボールというスカイプのようなソフトを使って音声と映像を送りあって交流会をし、なかなか、途切れ途切れで進まない中、何とか日本とバングラデシュの子供たちに感動を与えることができました。

現在ではとても考えられないぐらいにIT技術が進歩し、電話でさえもLINEやFacebookを使ってバングラと普通に話せるようになりました。

私が以前勤めていた山形市内の公立の高等学校と福島県立会津短大をネットで繋ぎ、会津短大の先生の授業を遠隔サテライトで受けています。

バングラ側のネット環境が良くなっていることは間違いありません。ジャパン・フレンドシップ・アカデミーまで光回線が繋がってれば、遠隔授業は現実的なものとなります。

現在のネット環境についてラーマンさんに聞きましたが専門的な知識が無いので、今一、よくわかりませんでした。ラーマンさんに限らず、昔からベンガル人にものを尋ねると、必ずオショビダナイ(ノープロブレム)という返事が返ってきます。

よくもまあ、わからないくせに、軽々しく返事を返すものだと思っていました。オショビダナイ(問題ない)に翻弄されてきた20年と言っても過言ではありません。

できることなら、ラーマンさんの思惑を実現してあげたい。日本側としても事業化して、いくらかでも収入が入れば雇用も生まれ、インバウンド政策にも貢献できるという思惑もあります。また、日本の人口減少に歯止めをかける方法としては、高度な技術力を持つ人材を他国から招き入れる、いわゆる、移民政策を早急に採らないと日本という国が無くなる可能性があります。

日本に行きたいという若き優秀なるベンガル人に日本語を教えることは、これからの日本の国策にも適うことだと思うのです。

ラーマンさん伝えたことは、とにかく、現地のネット環境を見てみたい。現実化できるとすれば、ハード的に何が必要なのか、システムやメンテナンスができるのか、この目で確かめないとオショビダナイに翻弄されていては、先に進まない。

ラーマンさんがどうしても日本語教育を進めたいというのであれば、詳しい現地調査と打ち合わせが必要であるとラーマンさんには話をしたところです。

アロアシャ学園の前の国道には大分前に光回線が入りました。ジャパン・フレンドシップ・アカデミーは光回線は繋がっていないと思います。光回線に直接繋がっていなくとも中継局まで光で繋がり、そこから回線スピードさえ落ちなければ十分使うことはできると思います。

これから、どう進むかわかりませんが、日本語教育はサテライトで世界各地で行われることは間違いないと思います。




2018年05月08日

悪友の父、他界する。





今朝、悪友から自分の父親が他界したとメッセージが入りました。

毎年、何十ヘクタールもの水田の田植えを終えると持病の腸閉塞を患い、入院するのが恒例行事のようになっていました。

悪友は、大地主のお坊ちゃまでありながら、家業は継がず、専業サラリーマンで食べてきたのです。

ここに来て、先祖伝来の山林田畑をどうするか、正念場となりました。彼は子供がいないため、弟や身内と、もしものために処分について決めていたようです。

葬儀を明後日に控え、悪友からSOSが舞い込んできました。

山形県から委託を受けて運営している施設のデーター用ハードディスクが停電で動かなくなり、緊急に見てほしいと悪友からの依頼でした。

膨大なデータをサーバー管理ではなく、単純な外付けハードディスクに保存して複数台のパソコンをつないで使っていたらしく、動かなくなったため、仕事が全くできなくなり、開店休業の状態になったようです。

私が動けるのが金曜日の午後からなので、それまで待っていられるかですが、下手をするとメーカー修理に出して、数百万円かかる可能性も出てきました。

そんなトラブルがらみの中で、悪友の父が亡くなったことをバングラデシュ人たちに知らせました。

また、アロアシャ学園の理事連名で弔電を出しました。

先ほどまで、モンジュールさんと話をしました。

今年は雨が多く、気温も上がらず、稲刈りが大変で農夫たちが困っているというのです。

また、マンゴーの実が雨のため早く大きくなり、糖度が落ちて品質が悪いだろうとのことです。

今年は異常気象だと言っていました。

今日の話は、また、後日アップします。

himajintaro at 23:36|PermalinkComments(0)モンジュールさん | 悪友