2018年12月
2018年12月30日
2018年12月27日
4年ぶりの渡航
ダッカのイタリアンレストランのテロ事件の煽りを受け、渡航自粛していましたが、現地の治安も回復したということで、4年ぶりの渡航になりました。
悪友のビザの申請が遅れたために、在職証明が必要になるなど、出だしからトラブっていましたが、何とかと言うより、かなりスムーズに現地まで入ることができました。
と言うのも、以前はダッカ空港からラッシャヒまでの移動にかなり時間を費やしていました。夕方以降到着の便であれば空港周辺のホテルに1泊し、昼到着の便であればダッカ空港駅発午後3時の列車に乗り、6時間も7時間も列車に揺られるか、交通事故の心配のあるバスで5時間走るか、何れも、現地スタッフからダッカまで迎えに来てもらっていました。
今回は、ダッカ・ラッシャヒ間に日3便の飛行機が飛んでいるため、ダッカ空港で国内線に乗り換えて、ラッシャヒには午後4時には到着しました。現地スタッフのお迎えなしでの初渡航となりました。
東京を出発して、ラッシャヒまで19時間。今までの最短時間です。
ダッカ・ラッシャヒ間の航空便が増えたことも一因ですが、バングラデシュの国内線のチケットを日本でブッキングできたことが大きな要因だと思います。バングラのIT化がそこまで進んだということです。
また、バングラデシュの経済成長が国民生活を豊かにし、飛行機に乗れる経済力を持つ人々が増えた証拠でもあります。
1997年2月1日の初渡航から21年。首都のダッカといえ、開発途上国のド田舎の町に到着したと、ある意味驚きと感動を禁じ得ませんでした。
あのころから比べると今のバングラデシュは隔世の感があります。そろそろ、私の関わり方も大きく変わらなければならないと思っています。
2018年12月22日
悪運強し、悪友
12月15日の「バングラに行けない?」で悪友がビザが取れなくて四苦八苦していることを書きましたが、ギリギリでビザがおりました。
自他共に認めるトラブルメーカーであります。ご本人も何度か検証されているようですが、改善されないまま今日に至っている状況です。
楽観的な性格でないはずですが、いつも何とかなって、結果オーライになってしまうので、反省しないまま時が過ぎてしまいます。
ヒアリが重なると大きな事故になると言われている交通事故のようには、なってほしくないといつも思っています。
これで、年末にバングラに行くことできます。彼と一緒に出掛けると必ずトラブルに見舞われます。
実は、すでにトラブルが始まっているのですが、その内容は帰国してからアップしたいと思います。
今年一年、ご購読いただきありがとうございました。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
アラーの神様、どうか、渡航中に大きなトラブルが起こりませんようにお守りください。アーメン。
2018年12月15日
蔵王キリスト教会からアロアシャ学園のために寄付をいただきました。
10月27日に開催されました蔵王キリスト教会のフリーマーケットの売上金から二万円を寄付していただきました。毎年、アロアシャ学園の子供たちの奨学金として使わせていただいてます。
ありがとうございました。
バングラに行けない!?
年末にバングラ渡航しようと夏に航空チケットをブッキングしたまでは良かったのですが、何故か、バングラ大使館にビザの申請をしないまま12月になってしまいました。
慌てて、ビザの申請代理店に手続きを依頼したものの、12月からは在職証明が必要と言われて、はたりと困りました。職場に英文の在職証明を依頼すると時間がかかりすぎて間に合わない。
苦肉の策として、自分の職員証のコピーを代理店に送り、英文での作成を依頼してバングラ大使館で申請手続きをしたものの、証明書がオフィシャルではないと言われたのが13日。
確かに代理店が作った証明書はオフィシャルではありません。ごもっともなことです。
今回の在職の追加書類は、バングラ本国に事情はあるにせよ、日本がグローバル化していないことの証明になったような感じがします。
日本は昔から住民票などの公的証明を英文で発行しません。確か、過去に法務省から公的証明は英文で発行しないという見解が出されたことがあったような気がします。あくまで、記憶ですが。
日本はハンコ主義です。証明にしても契約にしても、全て、印鑑が絶対的な権限を持ちます。
また、仮に英文の証明を出すことになったら、印鑑の代わりになるのは署名です。たとえば、住民票の署名は、その自治体の長の直筆署名になるので、いつ来るかわからない、もしかしたら、毎日無数の住民票に自治体の長が直筆署名することは物理的に不可能です。
なので、印鑑や電子印影を使って事務の簡略化を図っているということで、ある意味、合理的な事務処理になっています。
ただ、これから始まる、外国人労働者の受け入れや否が応でも進んでいく日本社会のグローバル化で、この問題は頭を持ち上げてくるのだろうと思います。
悪友はバングラに行けるのでしょうかね?いつもぎりぎりで何とかなっていた悪友も、そろそろ焼きが回ってきたような感じもしないでもありません。