2019年07月

2019年07月07日

バングラで玉子酒を作りました。

モンジュールさんが風邪をひいて、なかなか治らないというので、玉子酒を作りました。

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玉子酒というと熱燗に生卵を入れてかき混ぜるというのが主流なのでしょうが、私の場合、以前、人から教えてもらって、ニンニクとショウガを混ぜます。風で熱を出し、鼻が全く利かなかった時に飲んだら、翌日、すっかり良くなりました。

臭いは強烈になりますが、効果が高いので、作ることがあります。でも、最近はほとんど風邪をひかなくなったので、作ったことはありません。

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モンジュールさんは玉子酒を飲んだ翌日は、多少改善はしましたが、あまり良くはなりませんでした。日本から持っていた風邪薬があったので、服用してもらいましたが、それからしばらくは風邪が抜けきれませんでした。

急に熱が出たような初期の風邪にはニンニク、ショウガ入りの玉子酒は効くのかもしれませんが、慢性化したような場合は、十分な栄養と保温と安眠しかないのでしょう。


himajintaro at 08:14|PermalinkComments(1)モンジュールさん | 生活

2019年07月04日

敬虔なる女性イスラム教徒の外出着

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ボナニーさんのお父さんの実家から帰る時間が来ました。すると、どこからか、黒い衣装に身を包んだ女性たちが現れました。

よく聞くと、この家は一部借家になっており、そこの住人と知り合いの女性たちのようでした。

目と手だけを出して、後は全てを覆い隠す。敬虔なる女性イスラム教徒の外出着です。目の部分だけを出すのは、顔を紫外線から守ることにもなるでしょう。これでサングラスをかければ、紫外線対策は最強でしょう。

山形県庄内地方で昔から農作業をする女性が目だけを残して頭部を覆う「はんこたんな」に似ています。

最近では、ラッシャヒやダッカの町の中では、なかなか、お目にかかることができない衣装となりました。 

himajintaro at 07:42|PermalinkComments(0)宗教 | 女性

2019年07月02日

モンジュールさんがヒ素を簡易に取り除くシステムを開発

今朝のバングラ紙にモンジュールさんの研究について載っていました。紙面によると、日本の大学の先生と共同で簡単にヒ素を取り除ける装置を作ったとのこと。

バングラデシュは地下水に天然のヒ素が含まれていて、毎年、中毒被害を出していました。雨季にはたくさんの雨が降り、首都のダッカが水浸しになることで有名ですが、逆に、乾季はポタリとも雨が降らないので、水不足になります。この時期に地下から飲料水や農業用水としてたくさん組み上げています。

この研究については、昨年末から年初めにかけてバングラに渡航した時は、モンジュールさんからは聞いていませんでした。

モンジュールさんが作った装置により除去したヒ素は無毒化されているような内容になっています。

これが実用化されれば、バングラデシュにとっては画期的な発明になります。

東京都の技術職員がボランティアで水道水のヒ素の除去装置を取り付けているという日本のマスコミによる記事は読んだことがあります。

詳しい内容は、これから、わかることでしょう。


ヒ素除去


himajintaro at 20:48|PermalinkComments(0)モンジュールさん 

2019年07月01日

バングラの長粒種

日本がコメ不足でタイから輸入した時に長細く香りの強い(申し訳ないけど、どちらかと言うと臭い)米を食べた記憶があります。タイの米は全部このような長粒種だという先入観を持っていました。しかし、地下鉄サリン事件の真っただ中に高校生たちとタイを旅行中に食べた宮廷料理で出された餅米は、日本と同じ短くてぷっくりとした短粒種でした。

私たち日本人には、日本の米以外は、全部輸入したタイ米と同じ形の米だという思い込みがあります。バングラデシュの米は、様々な大きさがあります。以前、紹介したことがありますが、米屋さんに行くと実に様々な長さと大きさの米がたくさん売られています。日本の米屋さんの米は殆ど同じ形ものばかりが売られています。

バングラデシュの乾季は一粒の雨も降らないので、収穫した稲は家のように高く積んで自然乾燥させます。

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乾燥した稲は、脱穀機で脱穀し、袋に入れて出荷します。このタイプの脱穀機は初めて見ました。このところ、バングラに渡航しても、田んぼや農村に行ったことがありませんでした。日本では機械乾燥をするために刈り取りと脱穀を同時にするハーベスタが主流です。田んぼに杭を打って自然乾燥するのでああれば、形はどうであれ、このように脱穀だけをする機械があればいいわけです。

以前は、固定式の脱穀機が主流でしたが、今回見たような自走できるタイプを見たのは始めてでした。

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上の入り口から稲を入れて、モンジュールさんが指さしている出口からワラが飛んで出てくるはずです。そして、タイヤのすぐ上にある、細長い二つの出口からモミが出てくるのでしょう。

それにしても、上の写真の右のボルトが思いっきり緩んでいるところがアバウトなバングラデシュという感じがしてなりませんでした。

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まさしく、長粒種です。

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himajintaro at 20:12|PermalinkComments(0)農業 | 生活