2019年12月

2019年12月27日

今年も寒い冬がやってきました。

Temperature drops to 5.7˚C in Tetulia - The Daily Star

昨日のディリースター紙によると、バングラデシュ最北、 ラッシャヒ市の真北でネパール、ブータンにほど近い、インド国境のTetulia5.7℃になったようです。

記事ではTetuliaで昨年の1月8日にバングラデシュで最も寒い2.6℃を記録したと紹介していました。

貧しい人々は暖を取ることも出来ずに凍死することもあると聞いたことがあります。

日本ではバングラデシュは暑いイメージが強く、1997年2月1日、悪友に騙されて最初にバングラデシュに連れて行かれたときは、イメージとはかけ離れた寒さにびっくりしました。

バングラデシュはあの頃から比べると経済状態も良くなってきたとはいえ、まだまだ、貧困にあえぐ人々はたくさんいるのですが、一部の都会の華やかに隠れてしまっている感じが否めません。

私が渡航し始めてから20年間、バングラデシュの経済が発展して、国民全体の生活水準が上がってくるうちに、日本人の生活水準が下がって貧困層が増えてきたという皮肉な現実を迎えています。

近い将来、日本とバングラデシュの経済が逆転し、日本が後進国になってしまうかもしれません。

日本人の中にも暖房代が払えず、凍死する人が増えたという嫌なニュースを見ることのないように、日本の貧しい子供たちのための支援を始める必要が出てきました。


himajintaro at 06:37|PermalinkComments(0)自然 | 貧困

2019年12月22日

バングラデシュに潜むインド人

前回、インドで起こっているイスラム教徒排除に反対するデモの話題を提供しました。多くの情報筋からの話をまとめました。

バングラデシュは1971年の独立時点からインド化が進んできました。何故なら、独立の英雄で初代大統領となったムジブル・ラーマンは大の親インド派だったのです。その血を継いだ娘の現首相シェイク・ハシナはインドのモディ首相とは蜜月関係にあります。

ハシナ首相はモディ首相とインド軍駐留基地建設の密約を交わしたようです。9月にニューヨークで行われた国連の環境会議の後に真っ直ぐバングラデシュに帰国せず、インドに寄り道して具体的な建設ヶ所を約束したというのです。このことをバングラデシュ国民に知らせないために、反政府派の大学生のリンチ事件を企てて、国民への目くらましにしたようです。

バングラデシュには多くのインド人が働いています。そのほとんどが政府の中枢機関の要職や警察官などの公務員や事業家たちであるというのです。その数400万人というから驚きです。現政権が反政府派をことごとく粛清してきた背景には1971年から始まったインド化があるのです。

傀儡政権としてアメリカが擁立したBNP党首カレダ・ジアはハシナ政権下で囚われの身となり社会復帰の可能性はありません。

州知事だったナレンドラ・モディはヒンドゥー至上主義、反イスラーム主義者で、知事時代に多くのイスラム教徒を殺害してきた過去があります。モディ首相率いるインドはバングラデシュを牛耳ろうとしています。ハシナ首相は、それを良しとしています。

ベンガル人経営の企業はインド人経営者に、ことごとく乗っ取られています。バングラデシュでは民主化とは反対方向の国民への圧力が高まっています。昨年末に行われた総選挙も先に与党側立候補者の票を投票箱を入れておき、投票時間が来ても投票所に国民を入れなかったという暴挙に出て、ハシナ首相は、勝利宣言の新聞トップを飾っていました。

多くのバングラデシュ国民は遠く離れた民主化に憂いを持っています。バングラデシュがインド化し、ヒンドゥー教が無理やり支配を始めようとすれば、必ず、反対の方向の力も働きます。これから、一番怖いのはイスラム原理主義者の行動です。

himajintaro at 08:10|PermalinkComments(0)宗教 | 政治

2019年12月21日

進むバングラデシュのインド化

下町のベンガル人橋本羅名さんのFacebookの投稿をシェアさせていただきました。私たちの知らない間にバングラデシュのインド化が進んでいます。バングラデシュのハシナ首相とインドのモディ首相は蜜月関係にあります。再び、バングラデシュでイスラム過激派によるテロが起こらないことを祈っています。

安倍首相がインド訪問をとりやめたのは正解です。
モディ首相は、インドに国民登録法をつくり、インドからイスラム教徒を抹殺しようとしています。
不法移民をなくすという名目で、イスラム教徒だけを隣国のバングラやパキスタン、アフガニスタンにおい出そうとしています。
インドのイスラム教徒は昔からのベンガル人やインドのカーストから逃れるため宗教かえた国民等で人口の14%も占めています。
この人たちをすべて抹殺しようとしているのです。
ヒトラーがユダヤ人をこの世から抹殺したことと同じです。
インドの経済が悪くなっているので、このことでごまかそうとしています。
モディは北朝鮮の金正恩やアメリカのトランプと同じ最悪の政治家です。インドは民主国家ではありません。
バングラデシュの国民は怒っています。

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インドが平和を捨てて宗教排他主義に走る01

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himajintaro at 20:25|PermalinkComments(0)宗教 | 政治