2020年01月
2020年01月24日
インドとの国境で何が起きているのか
バングラデシュは国境の2/3がインド国境に面しています。国境はフェンスが張り巡らされているところもあれば、畑だったり、牧草地だったり、民家の真ん中を走る所もあるそうです。
ラッシャヒもガンジス川(ポッダ川)が国境ですし、昨年行ったポルシャも小さな川が境でした。
ミャンマーとの国境は丘陵地帯ですが、ロヒンギャ問題で世界中に知れ渡る所となりました。あまりにもロヒンギャ問題が大きくクローズアップされたので、インドとの国境で何が起きているか、私たち日本人は知る由がありません。
私は、時々、バングラデシュのニュースを見るので知ってはいましたが、最近、イギリスのBBCニュースがこの問題を取り上げています。
バングラデシュとインドは友好国です。しかし、「進むバングラデシュのインド化」や「バングラデシュに潜むインド人」でも紹介したように、それは偏った友好関係になっています。
国境では、毎年、多くのバングラデシュの国民がインド国境警備兵に殺害されています。
その殺害方法は残忍で非人道的です。女子中学生を国境のフェンスに吊るしたり、男性の尻の穴に棒を差し込んだりと、晒し物で見せしめ的な殺害です。
今まで400人以上のバングラデシュ国民が殺害されているにも関わらず、バングラデシュ政府は見て見ぬふりをしています。
インドと国境を面しているパキスタンでは、国境付近でパキスタン国民が殺害されそうになるとパキスタン兵士がインド兵と銃撃戦になります。パキスタンに限らず、他の国も同じ状態だそうです。
現在のバングラデシュ政権なる以前は、こんなことは無かったと言われています。
なぜ、バングラデシュの兵士は自国民を守らないのか。
それは、前述の2つの記事の中に理由が書いてあります。
ラッシャヒもガンジス川(ポッダ川)が国境ですし、昨年行ったポルシャも小さな川が境でした。
ミャンマーとの国境は丘陵地帯ですが、ロヒンギャ問題で世界中に知れ渡る所となりました。あまりにもロヒンギャ問題が大きくクローズアップされたので、インドとの国境で何が起きているか、私たち日本人は知る由がありません。
私は、時々、バングラデシュのニュースを見るので知ってはいましたが、最近、イギリスのBBCニュースがこの問題を取り上げています。
バングラデシュとインドは友好国です。しかし、「進むバングラデシュのインド化」や「バングラデシュに潜むインド人」でも紹介したように、それは偏った友好関係になっています。
国境では、毎年、多くのバングラデシュの国民がインド国境警備兵に殺害されています。
その殺害方法は残忍で非人道的です。女子中学生を国境のフェンスに吊るしたり、男性の尻の穴に棒を差し込んだりと、晒し物で見せしめ的な殺害です。
今まで400人以上のバングラデシュ国民が殺害されているにも関わらず、バングラデシュ政府は見て見ぬふりをしています。
インドと国境を面しているパキスタンでは、国境付近でパキスタン国民が殺害されそうになるとパキスタン兵士がインド兵と銃撃戦になります。パキスタンに限らず、他の国も同じ状態だそうです。
現在のバングラデシュ政権なる以前は、こんなことは無かったと言われています。
なぜ、バングラデシュの兵士は自国民を守らないのか。
それは、前述の2つの記事の中に理由が書いてあります。
2020年01月23日
2020年01月11日
ポロマ、金閣寺に行く
岡山大学に留学しているポロマが京都に行き、夢にまで見た金閣寺を見て興奮したようです。
I was trying to smile awkwardly infront of the Golden temple at Kyoto while Mayeesha Masrura was trying to frame it.. It was one of the places I always dreamed of visiting..
2020年01月10日
なぜ、トイレに白衣を着たまま入るの?
モンジュールさんの二女ポロマは昨年、岡山大学に留学しました。2020年になってから岡山大学で起こった彼女にとって奇妙なことをFacebookに投稿しています。
彼女の投稿によると大学の研究室で着る白衣を身に付けたまま女性がトイレに入ったことが不思議でたまらないようです。
多分、彼女の言い分は白衣は研究室のみで着用するもので、トイレに行くときには脱いで行くことが当たり前だと言いたいのだと思います。よく考えれば、不浄なトイレにきれいな白衣で行くことに抵抗があるのが当たり前なのかもしれません。
日本のトイレは他国のトイレから比べれば見た目はきれいかもしれませんが、基本的には不衛生な物の排出場所であることには変わりがありません。
右手で食事をする国の人々は左手で局部を洗うので左手を不浄の手とします。握手も右手になります。
日本でも用を足して衣類を整えてから手を洗うので、衣類に細菌が付くことになります。
そんな白衣を身に着けて研究室に戻ってはいけませんね。日本人は危険や衛生に鈍感になっているのかもしれません。考えさせられる投稿です。
Sadia Monzurさん
What is the weirdest thing you have watched so far in 2020?
2020年01月05日
元日に世界三大炊き込みごはんビリヤニ作りました
前回はサモサを紹介しました。元日にもう一品、ビリヤニを作りました。ビリヤニはパエリア、松茸ご飯とともに世界三大炊き込みご飯の一つと言われています。
以前、来日したバングラデシュの貧しい子供たちの学校・アロアシャ学園の校長アリさんに作り方を教えてもらいました。
使う香辛料はクミン、クローブ(丁字)、カルダモン、ビッグカルダモン、黒コショウ(ブラックペッパー)、シナモン、ウコン(ターメリック)、ニンニク、ショウガ、ベイリーフ(ローリエ、月桂樹の葉)です。
ほとんどの香辛料は地方でも普通に手に入りますが、ビッグカルダモンは地方では手に入りません。上野アメ横センタービルの地下の多国籍食品売り場で見たことがあります。私はバングラデシュに行ったときに買ってきます。
使ったコメはバングラデシュ産の香り米です。一昨年前の渡航時に買っておいた古米ですが、炊くと香りが良くビリヤニには最適です。
研いだ米にすべての材料を入れ、さらにサモサでも使ったマイタケを入れました。南アジアではビリヤニにはキノコは入りません。
後は、水を足して炊くだけです。
炊き加減にバラツキがあったので、再度、早炊きで再加熱しました。
出来上がったビリヤニを赤ワインで食べました。とても美味しく出来上がりました。息子と息子の嫁は喜んで食べてくれました。しかし、鶏肉が硬いのと私が使う香辛料の香りを好まない妻はほとんど食べずに終わりました。サモサもあまり食べていませんでした。
妻も娘も、「柔らかい=美味しい」「硬い=不味い」なのです。テレビの番組でも「柔らかい」が「美味しい」を表しているように聞こえます。
バングラデシュの家庭料理では水牛やヤギや鶏の硬い肉を使った料理が普通に出てきます。
こういったことが妻をバングラデシュに連れていかない理由になっています。
そんなこともあり、妻や娘がいない休日の昼食は、時々、香辛料をたっぷり使った料理を作って密かに楽しんでいます。
以前、来日したバングラデシュの貧しい子供たちの学校・アロアシャ学園の校長アリさんに作り方を教えてもらいました。
使う香辛料はクミン、クローブ(丁字)、カルダモン、ビッグカルダモン、黒コショウ(ブラックペッパー)、シナモン、ウコン(ターメリック)、ニンニク、ショウガ、ベイリーフ(ローリエ、月桂樹の葉)です。
ほとんどの香辛料は地方でも普通に手に入りますが、ビッグカルダモンは地方では手に入りません。上野アメ横センタービルの地下の多国籍食品売り場で見たことがあります。私はバングラデシュに行ったときに買ってきます。
ニンニクとショウガはすりおろします。ベイリーフ以外はミルですり潰し、香りが出るまで煮だします。
香辛料以外の材料はタマネギ、鶏もも肉、トマト、ヨーグルトです。本当はコリアンダーなどの香草を使いたかったのですが売っていなかったので省略しました。
タマネギは時間をかけて炒めます。細くなり茶色くなるまで炒めると、タマネギの香ばしさが出ます。
妻が間違って親鳥を買ったために肉が硬く、前の晩から魔法水を作って柔らかくしましたが、それでも硬めでした。しかし、親鳥なので味はしっかり出ました。
香辛料をじっくり煮だした汁に炒めたタマネギ、ヨーグルト、トマト、鶏肉を加えて鶏肉の油が出るまで煮込みます。もちろん、水牛のバター・ギーも使います。
使ったコメはバングラデシュ産の香り米です。一昨年前の渡航時に買っておいた古米ですが、炊くと香りが良くビリヤニには最適です。
研いだ米にすべての材料を入れ、さらにサモサでも使ったマイタケを入れました。南アジアではビリヤニにはキノコは入りません。
後は、水を足して炊くだけです。
炊き加減にバラツキがあったので、再度、早炊きで再加熱しました。
出来上がったビリヤニを赤ワインで食べました。とても美味しく出来上がりました。息子と息子の嫁は喜んで食べてくれました。しかし、鶏肉が硬いのと私が使う香辛料の香りを好まない妻はほとんど食べずに終わりました。サモサもあまり食べていませんでした。
妻も娘も、「柔らかい=美味しい」「硬い=不味い」なのです。テレビの番組でも「柔らかい」が「美味しい」を表しているように聞こえます。
バングラデシュの家庭料理では水牛やヤギや鶏の硬い肉を使った料理が普通に出てきます。
こういったことが妻をバングラデシュに連れていかない理由になっています。
そんなこともあり、妻や娘がいない休日の昼食は、時々、香辛料をたっぷり使った料理を作って密かに楽しんでいます。