バングラデシュから支援要請大家族で頑張る焼き肉店の“弁当作り”作戦

2020年08月02日

バングラデシュにはアボカドが無い⁉


 先日、バングラデシュの知人からアボカドの木が欲しいというメッセージが届きました。

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市販で売っているアボカドの種を三方向に爪楊枝で刺して発芽させて鉢に植えたものが下の写真の右側です。ちなみに左側は日本のヘーゼルナッツと言われているツノハシバミです。

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知人の話では、バングラデシュでアボカドの木を見たことが無いと言います。アボカドは中南米原産で暖かいカルフォルニアなどでたくさん作られています。日本でも沖縄や暖かい地域では栽培されているようです。

ただ、水はけのよい土でないと育たないようです。バングラデシュは現在雨季。洪水被害が大きく報道されていますが、モンスーン熱帯雨林のバングラデシュでは育てるのが難しいようです。

知人の話では、市販でアボカドの実は売っていないようで、もちろん、天然でも見たことが無いそうです。

作っている人はいるようで、その人から苗を分けてもらうと言っていました。

余談ですが、モンジュールさんの奥さんボナニーさんからツバキが欲しいと言われたことがあります。しかし、ツバキはお茶に近い仲間で酸性の土を好みます。バングラデシュの平坦地のほとんどの地域はアルカリ性土壌でツバキはおろかお茶も育ちません。

バングラ北部のインドのアッサム地方に近いシレットはお茶の栽培が盛んで、イギリスのお金持ちが超高級品としてイギリスだけに輸入していた幻の紅茶もシレットで作られています。

シレットにはバングラデシュ農水省の茶の試験場があり、そこに植えてあったツバキの花を見てボナニーさんは欲しくなったようです。

アボカドは露地での栽培は難しいでしょう。ハウスで水分管理をしながら作る必要があると思います。



himajintaro at 10:31│Comments(0)食べ物 | 農業

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