世界遺産

2011年11月22日

バングラ産ブラックタイガーの主要産地

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世界遺産バゲルハット・シャィト・ゴンブス・モスジットを後にし、チャータしたバスは、クルナ駅に向かった。途中、車窓から水田に水を張ったような場所が多数見受けられたが、それはブラックタイガーやその他の養殖エビの養殖池だという。ここ数年、養殖池の数が増大しているという。
私の住んでいる山形でも、スーパーマーケットで普通にバングラ産のエビが売られている。バングラ産のエビは、バングラ南部で養殖されているという話は聞いたことがあるが、そのほとんどは、このクルナからバゲルハットの間で生産されているという。
以前は、タイのマングローブ林を開発してブラックタイガーを養殖し、世界各国に輸出していたが、一度、エビが病気にかかると養殖池全体に蔓延し、エビが全滅したり、えさに混ぜているホルモン剤や治療薬などの問題が発生し、産地が移動して、次々とマングローブ林が伐採されて問題になったことが記憶にある。
モンジュールさんは、以前、バングラデシュの養殖エビはタイのような問題が起きていないと言っていた。しかし、数ヶ月前のバングラ紙に、このクルナからバゲルハットの養殖池で治療薬の問題が発生しているという記事が載っていた。
常時水の流れがない止水池では、病気は蔓延しやすい。モンジュールさんは止水池ではない、新しい水が池に入るので、タイのような問題が起こらないと言っていたが、バスの窓から見る限りでは、常に新しい水が入る仕組みになっていないような気がする。きれいな川のそばに養殖池があるのならわからないでもないが、見る限り、そんな川を見つけることはできなかった。ポンプで地下水をくみ上げているのかもしれない。
日本がバングラ産エビを輸入しているのは、この地域であることがわかった。


himajintaro at 16:37|PermalinkComments(0)

2011年11月20日

シャィト・ゴンブス・モスジット

カン・ジャハン廟を後にし、世界遺産バゲルハットのモスクの中では最大で、有名だと言われているシャィト・ゴンブス・モスジットに向かった。バスでは、カン・ジャハン廟からクルナの方に戻るような形になる。
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国道に面した入り口に料金所があり、入場料を支払い敷地に入る。日本と違い入場料に外国人料金があるようだ。2008/02/09の日記「ラールバーグ・フォート」のムガール帝国時代の王宮跡も外国人料金があった。
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シャィト・ゴンブス・モスジットは、たくさんのドーム型の屋根を持つ。大きなシャィト・ゴンブス・モスジットをさらに圧倒するような巨木がモスジットの脇に立っていて、モスジットの大きさを感じさせない。
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モスジットの中はたくさんの部屋があるが、暗くてよくわからなかった。ここには、外国人観光客がいた。日本人の大学生らしき集団も見かけた。
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研究所の若い職員たち。みんな、ラッシャヒ大学のモンジュールさんの研究室の卒業生である。いつも、みんな仲が良い。
世界遺産の旅の観光地巡りは、これですべて終了。あとは、ラッシャヒに戻るだけ。


himajintaro at 08:04|PermalinkComments(0)

2011年11月19日

バングラ・ゴミの原因物質

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旅のお供にかかせないスナック菓子。ジャガイモやダル(豆)、小麦粉を原料にしたスナック菓子は、たくさん種類があり、今回のシュンドルボンツアーでも、たくさんごちそうになった。2010年12月31日の「2010年バングラ版・大晦日大忘年会」のつまみにもなった。
大変美味しいバングラ製スナック菓子であるが、その袋は所かまわず捨てられている。列車やバスの車窓から簡単にポイ。私の住んでいる山形ではゴミ箱に入れたり、集積所に持って行くことを「ゴミを投げる」と言う。不法投棄の「投」と同じ字であるが、バングラのような捨てることではない。
ダッカでは、石油原料のゴミの回収リサイクル事業も始まっているが、まだまだ、ゴミの供給に追いつかない。2008/07/19の日記「国立公園のゴミ」で書いたように、バングラ北部シレットの国立公園でさえポテチなどの空袋が散乱している。
さすがに、パーミッション(許可)のいるシュンドルボンは、ほとんど、ゴミらしいゴミはなかった。規制があるところでは、みんなルールを守っている。バングラ・ゴミの原因物質は、スナック菓子の空袋であるが、本当は、ベンガル人の頭の中に、正確には心の中に原因物質があるのではないかと感じる。


himajintaro at 16:01|PermalinkComments(0)

2011年11月18日

何か、わからない思い出せない食べ物

カン・ジャハン廟門前通り商店街を抜けて、チャーターしたバスに戻ってきた。バスで待っていると、いろいろな物売りがやってくる。その中の一つ。下の写真。
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野菜なのか果物なのか、とても表現できない食感。柔らかくて、繊維質のところもあり、少しだけ甘みがあったような、日本にもあったような気がするが、思い出せない。
もう一つは、どこにでもあるキュウリ。
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ウリ型のキュウリの皮をむいて、ミカンのように縦に包丁で切れ目を入れたもの。軽い辛みと塩分を含む唐辛子パウダーをかけて食べたが、この唐辛子パウダーがキュウリの味に合って、とても美味しく感じた。
どちらも、衛生的には問題があるので、海外旅行の経験のない方や経験があっても日本人向けのレストランやホテルでしか食事をしたことがない人は、こういうような生野菜は食べない方が良い。


himajintaro at 19:48|PermalinkComments(0)

2011年11月17日

カン・ジャハン廟門前通り商店街

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カン・ジャハン廟門前通り商店街、土産物屋がずらり並ぶ。シュンドルボンには土産物屋はなかったので、みんな、土産物屋に寄って、お土産を買って帰る。
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カン・ジャハン廟に行くときから気になっていた帽子を買う。
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ミデュラとポロマ。
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数珠のような首飾り。モンジュールさんの上司、イスラム先生が見ていた。
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こちらは扇子。洗濯バサミにぶら下がっていた。多分、メイドイン・チャイナなのだろう。
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指輪や腕輪。
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商店街を歩いているのは、人間だけでなくアヒルも歩いている。
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こちらは、ヒマそうな店主と、
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ヒマそうな電動リキシャ(輪タク)のドライバー
バングラの乾季は観光シーズンであるが、平日が故に、有名観光地のカン・ジャハン廟も、そんなに混雑はしていなかった。


himajintaro at 19:53|PermalinkComments(0)