政治

2019年06月17日

シュンドルボンの発電計画にユネスコが待った。

シュンドルボン

ユネスコは世界遺産でバングラデシュとインドにまたがる、世界最大の天然のマングローブ林シュンドルボンで進められている発電所の建設計画について、バングラデシュ政府に警鐘を鳴らしています。
十分な環境影響評価をしようとしないバングラ政府に強く抗議をしているようです。
あの美しいシュンドボンの自然が破壊されていくのでしょうか。私の心が癒されたシュンドルボンの将来が不安です。

himajintaro at 20:40|PermalinkComments(0)

2019年06月12日

ポルシャの国境へ

ポルシャがインド国境に近いというので行ってみることにしました。ボナニーさんのお父さんの実家から車で10分ほど行った所で、小さな川の先にインドがあると、モンジュールさんが指さしました。

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インド国境

モンジュールさんが指さした遥か彼方にインドの町が見えないのですが、町があるような話をしていました。私たちは、インド国境が遥か彼方にあると思っていたのですが、実は上の写真にあるように目の前の川がインドとの国境だったのです。多分、モンジュールさんも知らなかったのでしょう。

インド国境と言えば、インド国境警備隊の兵士から多くのベンガル人が殺害されています。毎年、殺害のニュースは新聞やテレビで話題になりますが、バングラ政府はインド寄りのためにインドに抗議するでもなく犠牲者が出るだけです。

インドとの国境にフェンスがあり、それを越えたベンガル人が殺害され、死体がフェンスに吊るされたままの写真を何度か見ました。

しかし、一方では、ラッシャヒのようにガンジス川を越えて、インド国境までの闇ルートがあり、毎日、多くの人々がインドとバングラデシュを行き交います。

インドとベンガルの国境警備員に通行料という賄賂を払って行き交うのです。

そして、いつも犠牲になるのは、お金のない人々です。通行料を払えない人々は殺害されるのです。

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国境の川には国境警備員はいませんでした。小さな船がありました。ここは、賄賂も必要のない自由な場所なのでしょうか。

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himajintaro at 21:01|PermalinkComments(0)

2019年05月31日

セクハラ被害訴えた女子学生に火をつけ殺害、16人訴追 バングラデシュ

バングラの人権無視の醜態を憂いざるを得ません。
ただ、昨年起きたバスによる高校生の死亡事故に対する学生たちの大規模な交通取締やストなどは、バングラの民主化が進んでいくと期待できる大きな事件でした。
起きてしまった事は悲しいことですが、今回も若い人たちの意識の高揚を期待しています。
日本の若い人たちはエネルギーが無くなっています。違う意味で悲しいことです。

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himajintaro at 20:15|PermalinkComments(0)

2019年05月11日

ベンガル人の出稼ぎとインド人の出稼ぎ

東京葛飾区堀切に住む下町のベンガル人・橋本羅名(らな)さんの投稿を掲載します。

少し長くなります。

バングラには世界中の外国からの出かせぎ送金があります。1年間で135億3000万ドルにもなります。これはバングラ政府予算の収入のかなり大きな割合を占める金額です。1500万人が海外で働いてます。人口1億7000人ですから、かなりの大人数です。

しかしその代償は大きく、18000人以上が毎年事故や病気で故国に遺体となって帰ってきます。私は以前ダッカの空港で遺体が飛行機から降ろされるのを見たことがあります。なんともやりきれません。

一方、一部の人たちは、病院に行くにも、シンガポール、タイ、インドの大病院に飛行機で通います。


最近、バングラの新聞Daily Industry をみておどろきました。なんと在バングラのインド人(約100万人)のインドへの送金が1年で100億ドルもあるのです!以前からあったそうですが最近かなりふえました。

100万人もインド人がバングラに住んでいるにも驚きますが、その人数で100億ドルもバングラからインドに送金していることも驚きです。

新聞には、彼らインド人のバングラでの職業は、アパレルやIT産業であると書いてありますが、私が現地の知人から聞いたところでは、かなりのインド人がバングラ機関の中枢に入り込んでいるということです。警官や検事、教員など。

また違法労働で働いたインド人はインドに上記の送金(違法)をしています。ふつうのバングラ人は就職するにも大変なのに、多くのインド人がこのようにバングラで職を得ているのが、どうにも納得できません。

現ハジナ首相は親インド政権です。

私は昭和63年に日本に働きに来るました。学生で来日しましたが、アルバイトでかせいだお金はバングラにせっせと送金しました。私の家族(両親と9人兄弟、他に2人は独立戦争時死亡)は大変助かりました。

現在私は日本で家族にめぐまれ、働いています。日本は努力すれば成功する社会です。

それに比べ、バングラデシュは...
わがふるさとバングラデシュの現状を非常に心配します。


himajintaro at 05:43|PermalinkComments(0)

2019年05月10日

総選挙の真っただ中、バングラへ

今回は、運悪く、総選挙の真っただ中のバングラに渡航することになりました。悪友から渡航の誘いを受けた昨年夏には、選挙の気配が全くなかったのですが、渡航近くになって、選挙があるので移動が制限されると聞かされました。

モンジュールさんによるとシュンドルボンの観光も考えていたそうですが、本来の渡航目的が総選挙による影響をもろに受けることになり、断念したようです。

以前の渡航でも総選挙と重なったことがあります。その時は、二大政党のアワミリーグとBNP(バングラデシュ・ナショナリスト・パーティー)が拮抗していましたが、投票日以外は何も影響されませんでした。

国中に洗濯物を干しているように、選挙ポスターがぶら下がっている光景はバングラの風物詩とも言えるでしょう。

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ラッシャヒ大学の正面玄関にまで選挙ポスターが貼られていました。

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バングラの選挙ポスターの特徴は白紙にモノクロで印刷されています。日本は、カラー写真で候補者の顔写真が大きく印刷されています。日本のように指定された場所にしか貼ることができないのと異なり、ありとあらゆるところに貼られているのが特徴です。日本のようにカラー印刷にしたら、金がかかり、とても洗濯物のようには干せないでしょう。

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洗濯物のほかに、チラシが配られています。上下の写真は、子供たちがもらっていたチラシを借りて写したものです。上は現政権アワミリーグの候補者で党首で首相のシェイク・ハシナの写真が印刷されています。

下は最大野党のBNPの候補者で党首で収賄容疑で収監中のカレダ・ジアの写真が印刷されています。

バングラデシュは文盲の人が多いので、日本のように投票用紙に候補者の名前を書くのではなく、候補者のマークを選んでゴム印でしるしを付けるという投票になります。

上の候補者は稲、下の候補者は舟がマークになり、このマークが書かれた投票用紙にゴム印を押します。

選挙結果は、与党アワミリーグの圧勝ということになりましたが、いろいろ、波乱を呼んだ選挙になりました。

そして、この選挙結果が私たちの渡航スケジュールを大きく狂わすことになるとは、渡航終盤までわかりませんでした。

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himajintaro at 06:53|PermalinkComments(0)