ジャパン・フレンドシップ・アカデミー
2017年04月06日
入学式
無事に日本に到着した、モンジュールさんの教え子のタンジマン・アラさんが留学した広島県立大学の入学式が昨日行われたようです。
Ara Tanziman
Today attained ENTRANCE CEREMONY of our University in Phonex Hall, Hiroshima, Japan. Japanease customs and cultures are very nice and unique. Proud to be a part of this University family..........
アラさんの感想によると広島県立大学の入学式はユニークなものだとありました。多分、日本的な入学式や卒業式などの学校のセレモニーに参加した体験は初めてだったと思います。
バングラデシュで何度もセレモニー的な式典に参加したことはあります。しかし、学校の入学式や卒業式らしきものには参加した記憶がありません。
日本のような開式の辞に始まって、国歌斉唱、校歌斉唱、入学許可読み上げ、校長挨拶、入学代表挨拶、来賓挨拶、在校生挨拶など、様々な挨拶や形式的な進行の最後に閉式の辞に終わるようなセレモニーをバングラデシュで経験したことはありません。
バングラの卒業や入学の時期に何度も渡航しているのですが、学校に寝泊まりしていながら、学校が式典をやっているのに出くわしたことがないのです。
経験があるのが、アロアシャ学園の新校舎のオープニングセレモニーとジャパン・フレンドシップ・アカデミーのオープニングセレモニーだけです。アロアシャ学園の20周年記念式典には仕事の都合で出席できませんでした。
日本の学校は、何に付けセレモニーをします。定期的な朝の全校集会に始まり、学年集会、始業式、終業式、先生が異動すれば離任式、部活等で大会に出れば出陣式、思い出せばキリがないぐらい。その時間を勉強に充てれば、年間どのぐらいの時間勉強できるのかと、今更ながら感じています。
バングラデシュであっても、小中学校は別としても、大学ならば、きちっと、入学式や卒業式はするでしょう。
アラさんにとっては、日本の大学の入学式は新鮮に感じたのでしょう。
これから、4年間、アラさんの留学生活が広島で始まりました。無事に博士号を取得して帰国されることを祈っています。
himajintaro at 13:43|Permalink│Comments(0)
2017年01月01日
あけましておめでとうございます
読者の皆様、あけましておめでとうございます。旧年中は、このつたないブログをご購読いただきありがとうございます。今年も、ネタは尽きそうにありませんので、少しずつ、バングラからの様子や社会変化について、私の目線から、皆様にお伝えしていこうと思いますので、今年もご購読よろしくお願いいたします。
さて、昨日の紅白歌合戦が終わり、近所の水天宮に初詣に行っているところに、現地駐在員から写真と「あけおめ」のメッセージが届きました。写真には現地駐在員の他にモンジュールさんとモンジュールさんの二人の娘たちが写っていました。奥さんのボナニーさんの姿が見えないので、単身赴任先の大学からラッシャヒに戻っていないのだと思います。
今までは、治安の悪さから、何度も渡航を中断し、さらに、家庭の事情や仕事の都合で、ここ2年ほど、バングラデシュにはご無沙汰しております。
周りからは、渡航要請がたくさん来ているのですが、都合がつかないというのは神様がまだバングラデシュに行くなと言っていると感じ、大人しくしている状態です。
今年はバングラに行くことができるのか、神のみぞ知るというところでしょうか。
私が関わっている3つの学校は、それぞれに課題を抱え、2017年に飛躍できるのか楽しみにしています。
今年も、よろしく、お願いします。
himajintaro at 08:15|Permalink│Comments(0)
2016年12月30日
今年もPSCは全員合格
ラーマンさんのFacebookに久しぶりにJapan friendship academyの写真が載っていた。最初の写真は、ベンガル語でよくわからないが、多分、PSC(プライマリスクールサティフィケート:初等教育終了証)の試験で全員合格したので「100%」と書いてあるのだろうと思い、ラーマンさんに電話をして聞いてみた。
案の定、今年も全員合格し、成績はAランクだったそうである。現在、10学年で、1学年20人。2年後12学年になるので、卒業生を日本の大学に留学させたいというのがラーマンさんの夢である。
それには、日本語の授業をさせたいというラーマンさんの希望があるが、現実的には、なかなか、日本語の授業にまで具体的に進んでいない。一時期のバングラの治安の悪さも影響している。
日本からの遠隔授業がどれだけできるのか、現地に行ってみないとわからない。
アロアシャ学園は光ケーブルが届いたので、インターネット環境が格段に向上した。もしかしたら、アロアシャ学園の方が先に日本語授業が始まるかもしれない。
インターネット環境が良くなったとは言え、アロアシャ学園のPSCの結果がホームページ(Facebook)上に載っていない。載せられる人がいないのが実態のようである。
ライフラインは整備されても、それを使いこなす人間がいなければ何ともならない。ベンガル人は指示待ち人間が多いので、アロアシャ学園もあまり期待ができない。
himajintaro at 21:28|Permalink│Comments(0)
2016年11月06日
ラーマンさんに電話、Japanfriendshipacademyの近況
久しぶりにジャパン・フレンドシップ・アカデミーの経営者ラーマンさんにFacebookのメッセンジャーで電話をした。グルシャンの事件以降、電話をしたことがなかった。Facebookのメッセンジャーで何度かメールのやりとりは行っていた。
久しぶりのラーマンさんは、相変わらずのマシンガントークであった。
ジャパン・フレンドシップ・アカデミーは先生を何人か入れ替えて、以前より、良い状態だという。校長だったムーニーさんが別の学校に引き抜かれてから、ラーマンさんも人事面では慎重になっていたようである。
国の学年昇級試験でパブナでは偏差値ナンバーワンの学校になったため、一時減少した生徒数も元に戻ったようである。
学校経営と電器店経営で忙しくないか、体は大丈夫かと尋ねると、電器店にはライブカメラを設置し、四六時中、店の様子がわかるようにし、学校で見ているという。そして、時々、店に出かけて店員たちに指示しているようである。
ただ、しばらくの間、日本人が学校を訪問していないことがラーマンさんに取って気がかりの一つであった。名前負けだけはしたくない、ベンガル人としてプライドは何としても守りたいという思いの表れか、盛んに、次回の渡航の時期を聞かれた。
いつものことではあるが、カシナプールはバングラで一番安全な所であると力説し、生徒の親の中に警察官も何人かいるから大丈夫だという。
ルンジュさんと近々会う予定なので、相談してみるとだけ伝えて、短い通話時間は終わった。
himajintaro at 08:46|Permalink│Comments(0)
2016年07月24日
アロアシャ学園にも、ようやく光が!
アロアシャ学園にも、ようやく光が!と言っても、ベンガル語の光という意味のアロではなく、光ファイバーケーブルのことである。
現地駐在員から連絡で、光ファイバーケーブルがアロアシャ学園と研究所に繋がったというのである。
これで、遅くて苦労していた現地の子供たちとインターネットを使った交流が相当楽になるであろう。
また、繋がりにくいグラミンフォンでも苦労していた現地スタッフとの連絡も楽になることが想像される。
ジャパン・フレンドシップ・アカデミーも光ファイバーケーブルが繋がることで、日本語教育に弾みが付けられるのだが、ジャパン・フレンドシップ・アカデミーの前の道路がアロアシャ学園のような国道幹線道路でないために、いつになるのかわからない。
himajintaro at 16:59|Permalink│Comments(0)