2006年03月22日
ラシャヒの朝風景 ほっかぶりの爺さん
イスラム教徒が多いバングラデシュでは、都市部の女性は顔を隠している人は少ないが、スカーフやショールなどで頭を覆う女性を見かける。同じイスラム教国のマレーシアでは、スカーフで頭を覆っている女性は多い。
写真の爺さんもほっかぶりをしている。
お金のある人は、パンジャビという民族衣装を身にまとい、ウールのショールを肩にかけるが、貧しい男性は、ルンギと呼ばれる腰巻きをして、マフラーでほっかぶりをしている。本来、ルンギは室内着であり、さしずめパジャマのズボンの役目をする。
バングラデシュの首都は冬でもヒートアイランド現象のためか、そんなに寒くないが、田舎、特に北部に行くと日中は20度を超えても夜は5度近くになることがある。このため、朝晩は、セーターが必要になるし、マフラーでほっかぶりをしている男たちをたくさん見かける。
himajintaro at 20:58│Comments(0)│最初のバングラ渡航