2008年11月02日
沈香油でがっちり!
沈香油という香水の原料でがっちり儲けている会社があるというので研修旅行で訪問した。
スリモンゴルからバスで2時間以上離れた場所に、その会社はあった。
ジンチョウゲ科ジンコウ属の木を細かく砕いたものから高級品のアガルウッドオイル(Agar wood oil)を取り出すのだという。木を煮て、右側のコンクリートの水槽の中に数ヶ月間アガルウッドを入れ、木に含まれている油を取り出す。左側の頭の薄いオッサンが社長。
このビン1本で30万タカ(日本円で約50万円)もする。主に、ヨーロッパに輸出する。ドバイに支店を持ち、月25000ドルの売り上げがあるという。従業員は150人。
アガルウッドの林。東南アジアや南アジアに生育する。
木に釘を打ち付ける。写真の茶色に変色しているのが釘の頭。傷付いた木は、自己防衛のため特殊な樹脂を作り出す。これが沈香油の主成分である。釘を打ってから3年後に切り倒して、油を抽出する。
アガルウッドオイルは原料の時点では、悪臭を放っていて、とても高級香料になるとは思えないが、確か、「臭い」は薄くなるとある時点で「匂い」になると聞いたことがある。
日本では、調べてみると太古の昔から利用されているようだが、今では一般的ではない。欧米での需要が多く、がっちり儲けているという。
スリモンゴルからバスで2時間以上離れた場所に、その会社はあった。
ジンチョウゲ科ジンコウ属の木を細かく砕いたものから高級品のアガルウッドオイル(Agar wood oil)を取り出すのだという。木を煮て、右側のコンクリートの水槽の中に数ヶ月間アガルウッドを入れ、木に含まれている油を取り出す。左側の頭の薄いオッサンが社長。
このビン1本で30万タカ(日本円で約50万円)もする。主に、ヨーロッパに輸出する。ドバイに支店を持ち、月25000ドルの売り上げがあるという。従業員は150人。
アガルウッドの林。東南アジアや南アジアに生育する。
木に釘を打ち付ける。写真の茶色に変色しているのが釘の頭。傷付いた木は、自己防衛のため特殊な樹脂を作り出す。これが沈香油の主成分である。釘を打ってから3年後に切り倒して、油を抽出する。
アガルウッドオイルは原料の時点では、悪臭を放っていて、とても高級香料になるとは思えないが、確か、「臭い」は薄くなるとある時点で「匂い」になると聞いたことがある。
日本では、調べてみると太古の昔から利用されているようだが、今では一般的ではない。欧米での需要が多く、がっちり儲けているという。
himajintaro at 11:56│Comments(0)│植物