私の好きなマラジ君マラジ君の首ちょんぱ

2009年01月28日

マラジ君のプライド

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マラジ君は、アロアシャ学園の裏に住んでいる。失礼ながら「掘っ立て小屋」と表現させてもらうのが適当な住まいである。



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彼には、誇りがある。彼の父は、アロアシャ学園のガードマンであること。彼の母は、アロアシャ学園のメイドであること。彼の兄はアロアシャ学園の生徒であること。彼は、アロアシャ学園を遊び場としていること。



写真の一番左から、父親、マラジ君、母親、兄のシャキル。右二人は友達。



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1月14日の小学校の授業で、マラジ君のプライドについて話したあと、6年生たちに「みんなの誇りは何ですか?」と聞いてみた。一人だけ、「地球に生まれたこと!」と、ちょっとトンチンカンな返事が返ってきたが、あとは誰からも返事は無かった。



知り合いの先生が、イギリスの調査機関が世界中の子供たちに自分が生まれた国を愛しているか、誇りに思うかのアンケートをした内容を紹介した。アンケートの結果、一番自分の国を誇りに思っているのはバングラデシュの子供だったこと、日本の子供は26位だったそうである。



最近は、衣食足りて礼節を知らない日本人。いじめ、自殺、だれでもいいから殺人・・・・。



貧しい国に生まれたバングラデシュの子供たちは、衣食は足りないけれども、心までは貧しくはないのだと思う。






himajintaro at 20:23│Comments(0)貧困 

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