2009年06月21日
ダッカの看板
バングラデシュの首都ダッカで見かけられるようになった大型の看板。携帯電話のNOKIAや家電のSONY、SHAPE、LG、車のISUZU、TOYOTAなどなど、大きな看板が行くたびごとに増えていることに驚かされる。
12年前、初めてダッカに舞い降りたとき、白かグレーの地味ーな街並みを見て、バングラは色のない世界と思い込んでしまったほどだったのに、今は近代的なビルが建ち並び、新しい日本車が走り回る、その変わり様は想像できなかった。十年一昔とは、よく言ったものだ。
色遣いは都市計画上の景観的な制限があって白かグレーだったのか、それとも、単純に貧困だから色を使わなかったのか。
バングラの看板の特徴は、人の写真を多く使っていることである。イスラム教国にしては、時々、女性の色っぽい写真が使われていることもある。
世界的な恐慌に、あまり左右されていないというバングラには、これから、ますます大型看板が増えていくのであろう。行くたびに、その変化を見ることが楽しみの一つでもある。
himajintaro at 15:32│Comments(0)│生活