2012年02月28日
ネキリムシにやられたか?
種ジャガイモの農場で、ちょっとだけれども、毎年のように発生する地上部が萎れるジャガイモ。
寒天培地で増やして、苗鉢に植えて苗にし、農場に植え付ける。普通のジャガイモ栽培のように、ジャガイモのイモを直接土に植えるわけではないので、種イモから芽が出て茎や葉が大きくなるわけではない。一年生の花苗のように、根を張り、茎も葉も大きくなり、そして地下に種イモができあがる。
一見、無造作に捨てられた萎れたジャガイモ苗。ネキリムシにでもやられたか?
しかし、よく見ると様子が違う。もしも、ネキリムシなら、夜な夜な、土の中から這い上がってきて、地際の茎を食べて枯らしてしまう。
写真のように、根の先端が成長が止まり、残った根も横に伸びない。根が成長せず、水分も養分も十分地上部に送ることができない。これでは、萎れていくばかりである。
モンジュールさんは虫だろうと言っていたが、病気や微量要素不足も否めない。以前、ホウ素不足になって、地上部の成長が止まる現象も起きている。
苗を植えてから、現象が出るまで、じっくり、バングラデシュにいて観察したい。
himajintaro at 20:43│Comments(0)│農業