2016年01月31日
青いイチゴ
何ヶ月か前のバングラ紙に日本で「青い」イチゴが作られているという記事が載っていた。
信憑性を確かめるために調べてみたが、フォトショップで画像処理されたものではなく、本物だというページを見つけたが、フォトショップで加工したものだというページもたくさんあった。
日本語で「青い」というと未成熟の物を表すことが多い。「青二才」という言葉は典型的な例である。
遺伝子の組み換えができる時代であり、何色に変化させてもおかしくはないが、青い色は食欲を減退させる色だと言われているだけに、商品価値の無いものに研究費をかけるだろうかと疑うのが普通であろう。
だが、常識に囚われていると科学としては進歩がない。「青い」イチゴの信憑性よりも本物の「青い」イチゴを作り出す技術が、全く新しい物を作り出す技術に転用できることのメリットの方が大きい。
himajintaro at 07:42│Comments(2)│農業
この記事へのコメント
1. Posted by タッジュ 2016年01月31日 23:14
面白い記事ですね!まだバングラデシュにいらっしゃっていますか?
2. Posted by 閑 甚太朗 2016年02月02日 21:04
タッジュ様 コメントありがとうございます。バングラ行きたいですね。現地からは複数の渡航要請はあるのですが、治安に不安を残しているので現地側もためらっていますね。