2018年12月27日
4年ぶりの渡航
ダッカのイタリアンレストランのテロ事件の煽りを受け、渡航自粛していましたが、現地の治安も回復したということで、4年ぶりの渡航になりました。
悪友のビザの申請が遅れたために、在職証明が必要になるなど、出だしからトラブっていましたが、何とかと言うより、かなりスムーズに現地まで入ることができました。
と言うのも、以前はダッカ空港からラッシャヒまでの移動にかなり時間を費やしていました。夕方以降到着の便であれば空港周辺のホテルに1泊し、昼到着の便であればダッカ空港駅発午後3時の列車に乗り、6時間も7時間も列車に揺られるか、交通事故の心配のあるバスで5時間走るか、何れも、現地スタッフからダッカまで迎えに来てもらっていました。
今回は、ダッカ・ラッシャヒ間に日3便の飛行機が飛んでいるため、ダッカ空港で国内線に乗り換えて、ラッシャヒには午後4時には到着しました。現地スタッフのお迎えなしでの初渡航となりました。
東京を出発して、ラッシャヒまで19時間。今までの最短時間です。
ダッカ・ラッシャヒ間の航空便が増えたことも一因ですが、バングラデシュの国内線のチケットを日本でブッキングできたことが大きな要因だと思います。バングラのIT化がそこまで進んだということです。
また、バングラデシュの経済成長が国民生活を豊かにし、飛行機に乗れる経済力を持つ人々が増えた証拠でもあります。
1997年2月1日の初渡航から21年。首都のダッカといえ、開発途上国のド田舎の町に到着したと、ある意味驚きと感動を禁じ得ませんでした。
あのころから比べると今のバングラデシュは隔世の感があります。そろそろ、私の関わり方も大きく変わらなければならないと思っています。