2007年03月
2007年03月31日
2007年03月30日
入学試験を待つ母親たち
2004年の渡航のときに、アロアシャ学園の入学試験を見ることができた。極貧でやる気があって、頭の良い子供しか入れないエリート校に入れたい親はたくさんいる。しかし、入れる子供は限られているので、どうしても、入学試験をせざるを得ない。
写真は、試験が終わるまで学園の外で待つ母親たちである。見た目は、まだ子供っぽく見える母親もいるが、強制結婚などで、15歳前後で結婚する女性もいるので、若い母親もたくさんいる。
最初に学園を立ち上げたころとは違って、小学校卒業だけでは、良い就職口が見つからないので、アロアシャ学園に入れない親もたくさんいるという。このため、ハイスクール5年を新設し、小中高10年の一貫教育をめざすこととなった。
2007年03月29日
右手に焼き鳥、左手にカップ酒
最近は、モンジュールさんが手慣れた手つきで焼き鳥を焼くようになった。
お土産に持って行った新潟の銘酒「菊水」のカップ酒を飲みながら、ねじりハチマキでもすれば、まるで、焼鳥屋の親父である。
「菊水」については、おもしろいエピソードがある。以前、渡航したとき、ダッカのホテルで友人が解放感からか、朝から「菊水」を飲もうとしたことがある。その日、午前中、日本大使館に行く予定があったので、「菊水」をあけて、飲み始めた友人を制止した。アルミ缶なので、一度あけてしまうと、こぼれないように保存することが出来ない。
そこで、ホテルのガードマンに「菊水」をすすめると、ちょっと匂いをかいだあと、一気に飲み干してしまった。そして、何もなかったかのごとく振る舞った。日本酒はもちろん、まだまだ、飲料用アルコールは簡単には手に入らないバングラで、ガードマンがあっさり飲んでしまったことは驚きであった。多分、隠れてどこかで飲めるのであろう。
その後、このガードマンは、我々に会うたびに最敬礼をしてくれるようになった。
2007年03月28日
バングラではない町並み・その12
今話題の黒川紀章氏が設計した空港。空港内部に大きな観葉植物をブロック的に植えて、熱帯雨林の感じを出しているのが特徴である。
アジアのハブ空港を狙って作られたと聞いたが、シンガポール空港や香港空港に比べれば、かなり小さく、店舗や飲食店、休憩施設などの数でもかなり見劣りがする。滞在時間にもよるが、トランジットでは暇をもてあます。
完成して、間もない頃は、何もないノッパラの真ん中に出来た空港であると思ったていたが、最近は、周りにいろいろなものが建ち始めてきた。クアラルンプールへのアクセスは、バスかタクシーだったのが、鉄道が乗り入れするようになり、便利になった。