元日にサモサ作りました。なぜ、トイレに白衣を着たまま入るの?

2020年01月05日

元日に世界三大炊き込みごはんビリヤニ作りました

前回はサモサを紹介しました。元日にもう一品、ビリヤニを作りました。ビリヤニはパエリア、松茸ご飯とともに世界三大炊き込みご飯の一つと言われています。

以前、来日したバングラデシュの貧しい子供たちの学校・アロアシャ学園の校長アリさんに作り方を教えてもらいました。

使う香辛料はクミン、クローブ(丁字)、カルダモン、ビッグカルダモン、黒コショウ(ブラックペッパー)、シナモン、ウコン(ターメリック)、ニンニク、ショウガ、ベイリーフ(ローリエ、月桂樹の葉)です。

ほとんどの香辛料は地方でも普通に手に入りますが、ビッグカルダモンは地方では手に入りません。上野アメ横センタービルの地下の多国籍食品売り場で見たことがあります。私はバングラデシュに行ったときに買ってきます。

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ニンニクとショウガはすりおろします。ベイリーフ以外はミルですり潰し、香りが出るまで煮だします。

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香辛料以外の材料はタマネギ、鶏もも肉、トマト、ヨーグルトです。本当はコリアンダーなどの香草を使いたかったのですが売っていなかったので省略しました。

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タマネギは時間をかけて炒めます。細くなり茶色くなるまで炒めると、タマネギの香ばしさが出ます。

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妻が間違って親鳥を買ったために肉が硬く、前の晩から魔法水を作って柔らかくしましたが、それでも硬めでした。しかし、親鳥なので味はしっかり出ました。

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香辛料をじっくり煮だした汁に炒めたタマネギ、ヨーグルト、トマト、鶏肉を加えて鶏肉の油が出るまで煮込みます。もちろん、水牛のバター・ギーも使います。

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使ったコメはバングラデシュ産の香り米です。一昨年前の渡航時に買っておいた古米ですが、炊くと香りが良くビリヤニには最適です。

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研いだ米にすべての材料を入れ、さらにサモサでも使ったマイタケを入れました。南アジアではビリヤニにはキノコは入りません。

後は、水を足して炊くだけです。

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炊き加減にバラツキがあったので、再度、早炊きで再加熱しました。

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出来上がったビリヤニを赤ワインで食べました。とても美味しく出来上がりました。息子と息子の嫁は喜んで食べてくれました。しかし、鶏肉が硬いのと私が使う香辛料の香りを好まない妻はほとんど食べずに終わりました。サモサもあまり食べていませんでした。

妻も娘も、「柔らかい=美味しい」「硬い=不味い」なのです。テレビの番組でも「柔らかい」が「美味しい」を表しているように聞こえます。

バングラデシュの家庭料理では水牛やヤギや鶏の硬い肉を使った料理が普通に出てきます。

こういったことが妻をバングラデシュに連れていかない理由になっています。

そんなこともあり、妻や娘がいない休日の昼食は、時々、香辛料をたっぷり使った料理を作って密かに楽しんでいます。

himajintaro at 07:00│Comments(2)食べ物 | 文化

この記事へのコメント

1. Posted by ドロスケ   2020年01月08日 11:18
5 はじめまして!
ビリヤニは知りませんでしたが、
おいしそう!

スパイスが大変そうなんで、
ビリヤニキットでも売ってればいいんですけど。
2. Posted by 閑 甚太朗   2020年01月10日 06:52
>>1
ドロスケ様

コメントありがとうございます。
ビリヤニの作り方はネットでもたくさん紹介されていますが、本式に作ると手間がかかります。
スパイスのキットはいいかもしれませんね。ガラムマサラで代用することも可能です。
また、アイディアいただければ幸いです。

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