2006年05月17日
モンジュールさんちの奥様
ボナニーさんは、事業家の娘であり、女子大の先生。専門は、動物学。大の動物好きで、自宅で鳩を何羽も飼っている。悪友が、乳牛にモーツアルトを聴かせると乳の出が良くなると話をしたことがあるが、信じてもらえなかった。
夫婦で大学の先生とはいっても、モンジュールさんは、独立行政法人の職員であるが、ボナニーさんは国家公務員。
バングラでは最も信頼のできる人間の一人である。非常に冷静で、客観的な判断ができる点で、後年のバングラ渡航では、大変お世話になることになる。
サングラスをかけると、怖い姉さんに見えるが、夜なべして、娘たちのワンピースをミシンで縫っている姿を何度か見たことがある。バングラでも金を出せば既製品はいくらでも買える。今や繊維産業はバングラの主要産業になりつつある。
一般的な日本の働くインテリジェンスな女性という観念とボナニーさんの母親としての愛情のあらわれが一緒にならないギャップがいつもおもしろく感じる。
himajintaro at 06:47│Comments(0)│最初のバングラ渡航