2006年10月31日
BADCのマイクロクレジット
1.貸付額は、果樹の種類によって、5,000タカ~20,000タカ(日本円で10,000円から40,000円)
2.融資期間 3年
3.利率 7%
4.担保なし ただし、村の人たちの中から連帯保証人必要
5.返済方法 半年払い
果樹は、すぐに生産できないので、一見返済が滞ると思われるが、果樹の苗木の間にウコンなどの農作物を植えるようにして、すぐに返済できるようBADCでは指導している。
写真は、金銭貸借契約書。農家の顔写真が添付してある。上の部分が緑色の印刷がしてあるが、これは、日本でいう収入印紙にあたる。100タカという印刷がしてある。バングラデシュでは、契約書などの権利関係の書類や手数料の必要とする役所への文書は、このような収入印紙税が印刷された白紙を買って、必要事項を記入する。
この書類は、税額の表示のほか、一枚ごとに別々の番号が記載されている。日本のように、収入印紙を印刷して貼った方がコストがかからないが、記載用紙が決まっている方が脱税も少ないかもしれない。
himajintaro at 06:22│Comments(0)│農業