2008年07月16日
ラワチャラ国立公園の少数民族
ラワチャラ国立公園の中で少数民族の村があった。小高い丘の上に集落を作っていた。村に通ずる斜面にパイナップルをたくさん植えていた。パイナップルが育つと言うことは、土が酸性土、日本で言う赤土に近い土である。
家は、土壁で出来ていて、壁の表面は漆喰のような細かい土で仕上げられていて、見た目には決して粗末な家ではなかった。
少数民族の子供たちである。我々と同じモンゴリアンであることはすぐわかる。ベンガル人グループの突然の訪問者の中に、同じモンゴリアンがいたことは、この子たちにも驚きのことであろう。予想に反して、この写真の子供たちは、人なつこい子供たちであった。
この写真の家族たちは、我々に距離を置いているのが見て取れた。タイの少数民族が写真を撮ると金を要求するのを見ていることと、ベンガル人のように写真をとってもらって喜んでいるのとは訳が違うとの思いから、出来るだけ、特に大人がいるときは写真は遠くから望遠で撮ることにした。この人たちには、この人たちのプライドもあるだろうから。
高床式の建物。倉庫にでもしているのか。多分、このあたりになると、穀物を食べる野生の動物がいるだろうから、こういった高床式にしている可能性がある。作り的には、ネズミ返しになっているような気もする。
himajintaro at 23:10│Comments(0)│生活