私は出世はしません!今年のジュートの出来は?

2012年09月19日

女優・紺野美沙子さんの講演会に行ってきた

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2012/08/30の日記「紺野美沙子講演会」に書いてある講演会に行ってきた。
山形青年会議所が主催する公開例会である。入場無料であるものの、なかなか、申し込みが少なく、メンバーは苦労していた。ポスターは地元のスパーマーケットの目立つところに張ってあった。
講演会当日、600人入るホールでも、残念ながら半分も入らなかった。有名な女優であるもののテーマが硬かったと若き会議所メンバーたちは感じたかもしれない。
紺野美沙子さんが国連の開発計画の親善大使であることは、国際NGO系の人々はよく知っている。しかし、一般の人には、なじみが薄いと思う。
14年間の親善大使としての活動の内容や国連が目指す途上国における貧困の改善目標について、パワーポイントの写真を使いながら、わかりやすく説明してくださった。
1、2年に一回の割合で、途上国に視察に行き、その状況や日本のODAがどのように使われているのかを日本で広報する。報酬は年1ドルである。アジア地域では紺野さんだけが親善大使である。他の地域の親善大使には、テニスのマリア・シャラポアやサッカーのジダン選手がいて、自身や身内が貧困や原発被害の当事者であるなど、興味深い話もされていた。
国際理解教育は次代を担う子供たちには、絶対不可欠のテーマである。偏った国粋主義は、自国を存亡の危機に陥れる。それは、最近の隣国を見れば、よくわかる事である。
しかしながら、山形は災害も少なく、平和な地域である。それが故にか、あまり、他国の国情を知ろうとしない人々が多いのかもしれない。
せっかく、紺野さんのような、きれいな女優さんが山形に来ても、途上国支援の話をすると、集まるのは主催者の縁者だけでは、大いに寂しい。これが、紺野さんが演劇をするというと人が集まるかもしれない。
今回の講演は、国際支援や国際協力を始めようとする人にとっては、きっかけとして十分であったが、国際支援をしている者としては、十分、物足りないと感じる内容ではあった。
そんな贅沢なことを言っているうちに、紺野美沙子さんのサイン入り色紙が届いた。


himajintaro at 22:39│Comments(0)女性 

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