2014年05月06日
鈴木先生の心配
昨日の鈴木先生の納骨式の後、天童市内で昼食会が行われた。
その会場で、鈴木先生から心配な言葉が出た。
「モンジュールさんは大丈夫ですか?お金がたくさん動くようになって、昔のようなことが起こりませんか?」
納骨式の会場でも、鈴木先生はストリートチルドレンのためのアロアシャ学園の発展について語ってくださった。
「○○さん(アロアシャの会の代表)のようなことがあってはならないです。」
鈴木先生は、事務局長だっただけに、アロアシャ学園とそれを支援してきた日本の組織の光と影をよくご存じである。
「モンジュールさんは、アロアシャ学園の運営とイチゴの栽培普及で、たくさんの賞をもらいました。バングラ政府のファーマーズ・リスト(農家台帳)の一番目にモンジュールさんの名前が載っているそうです。バングラでは、地主を農家と呼びます。最近、モンジュールさんも色気付いたか、ファーマーズ・アソシエーション(地主組合)を作り、その組合の代表に収まり、国会議員を送り出そうとしています。」
バングラの農地は、戦前の日本と同じで、大半の農地を金持ちの地主が所有し、労働者としての農民を雇い入れて、農業経営を行っている。市場での卸価格を上昇させるために代議士を送り込もうという作戦である。
確かに、アロアシャ学園の運営資金を捻出するためには、アロアシャの研究所で生産する種や苗を地主たちに買ってもらわなければ、困るのである。
しかし、アロアシャ学園を作りたいというモンジュールさんの建学の精神に賛同した多くの日本人の心から、今のモンジュールさんの心は離れつつあるように感じられる。それは、長らくアロアシャ学園に関わってこなかった鈴木先生でさえも感じられるのである。
「二人で、何とかモンジュールさんをコントロールしてください。」
今まで、モンジュールさんのそばにいて、姉御的にモンジュールさんの暴走を食い止めてきた奥様のボナニーさん(上の写真の一番左)でさえも、上昇中のモンジュールさんの地位と名誉には勝てないようである。
ちなみに、タヌキオヤジのワイフは、加齢と共に、冷静な視点でアロアシャを見るようになり、いい加減(弁護すれば忙しすぎる)で何でも日本人からタダでもらうばかりのモンジュールさん(最初の頃は、我々日本人を迎え入れるのに金が無く、その都度スポンサーを探していた)を許さなくなりだした。金回りが良くなっても、金を出さないことが許せないと言う。いい加減さでは、悪友(写真一番右)も同じで、モンジュールさん同様、ワイフの格好の標的にされている。
タヌキオヤジが自腹切って、アロアシャ学園の20周年記念式典に参加することは不可能であろう。
himajintaro at 09:14│Comments(0)│アロアシャ学園