2014年10月10日
ソーラー式青色防犯灯の開発
途上国への太陽光発電パネルの技術移転でいつも話題をさらう元山形県立東根工業高校(現山形県立村山産業高等学校)の生徒たちが、今度は、太陽光発電パネルを使った青色LDEの防犯灯を開発した。
青色LEDの開発で3人の日本の研究者たちのノーベル物理学賞受賞で沸いていた時だけに、絶妙なタイミングの、まさに明るい話題である。
彼らを支える庄司先生には、まだまだ、がんばってもらいたい。
太陽光発電パネルの可能性は無限に広がる。「人の役に立ちたい」というノーベル賞受賞者の研究に打ち込む気持ちのように、生活に根ざした研究こそが真の人間が求めていくべき研究であると思う。
次々に、電力会社が新エネルギーで発電した電力を買わないと表明しているが、そんなことは最初からわかりきったことである。電力会社が売る電気の価格よりも高い価格で買うことは、いずれ、経営の破綻を来すことは経済原理の上でもあきらかである。
電力会社が電力線を占有しているから、経営が成り立つのである。
タヌキオヤジとしては、太陽光発電パネルの導入を考えている。昼間発電して余った電力は、バッテリーに充電して、夜に使う。バッテリーもリチウムイオンなどの高価な電池ではなく、既存の廉価で中古の鉛バッテリーを使いたいと考えている。中古の鉛バッテリーを半永久的に使える技術も日本には存在する。
電力会社とは、縁を切り、完全自立型を目指す。家庭の発電は、全部自家発電でまかなえると思う。そうなれば、実質、太陽光発電のシステムと電力会社の価格競争になる。
太陽光発電の直流電圧を家庭用の交流電圧に変えるDC-ACコンバーターの低価格化が急務である。発電パネルも急速に価格が落ちているはずである。
電力を占有している電力会社と新エネルギーでの発電業者との競争ではなく、このたびのような自立型設備の普及が、一般家庭の独立型自家発電に大きく貢献してくると考える。
高校生たちの活躍は、エネルギー革命の希望の光「アロアシャ(ベンガル語で『希望の光』)」になってくれることを大いに期待したい。
himajintaro at 20:45│Comments(0)│東根工業高校